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ライター今泉愛子のブログです
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン 私設エイド

週末、チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの応援に行ってきました。

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Wingleの練習会で知り合った仲間が出場するので、

エイド(飲み物や食べ物)を用意してコース上のどこかで待とうと思ったのです。

 

そもそものきっかけは練習会帰りに、Hさんからウルトラマラソンの魅力について聞いたことから。

ウルトラマラソンというのは、マラソンよりもさらに距離の長いレースで、

この日はなんと118km!

1時間で10km走ったとしても11時間以上かかります。

 

コース上には、大会側が用意したエイドがあり、

また自分が用意した持ち物を置いてくれるポイントもありますが、

どこでどれくらい飲むのか、食べるか、休憩を挟むのか、着替えをするのか、

スマホの充電は大丈夫か、などなど戦略を立てるのが楽しい、というのがHさんの弁。

 

なるほどー!

それは面白そうだな、と興味を持ち、私も応援に行きます! となったのでありました。

 

2週間前には、下見に行って、どこで応援するかを考えました。

西湖や精進湖は、道幅が狭くて、ちょっと厳しい。

本栖湖には、車の退避場所のようなところがいくつかあったので、

大体のポイントを決めて、ラン友さんたちに報告。

 

メニューは、おいなりさんと赤飯、あとは豚汁かな!と思っていたのですが、

気候はどんどん暖かくなってゆき、衛生面での心配が出てきて、豚汁は中止して

フリーズドライの味噌汁を購入。成城石井のいいやつです。

 

しかし、前日の天気予報でかなり暑くなる、ということがわかり、お赤飯も味噌汁もどうなの?

という気がしてきた。

もち米は重いですし、味噌汁なんて飲むと汗が出ます冷や汗

ウイダーinゼリーなどの方がスッキリ喉に通って良いかも。

というか、飲み物だっているじゃん! 

バンドエイドとかも持っていっとく?

冷却スプレーとか、氷もあった方がいいよね?

冷えピタがいいかな? テーピングは?

 

とどんどん脳が暴走し始めます。

こういう時に、過剰になりすぎるのがわたし。

つい夢中になってしまうんですよね。

 

深呼吸して「過ぎたるは及ばざるが如し」と自分に言い聞かせて、

とりあえず、赤飯と味噌汁は中止。

おいなりさんは、わたしと夫の食事用に作る。

みなさんには、食べたいものを自由にとってもらうようにする。

というあたりで落ち着いたのでした。

 

Wingleの平日練で、香織さんにエイドの相談をしたところ、

「塩」とかいいですよ、あとラムネは口溶けがいいからおすすめ。定番はチョコかな、とのことで、

それぞれ用意して臨みました。

 

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しかし香織さんからは「愛子さん、そんなことする人なんですか?」と驚かれ、

息子からも「ママって、自分のことにしか関心がない人だと思ってた!」と驚かれ、

みなさん、一体わたしをなんだと思っているのかしら!

というか、でもそうですよね楽しい

いわゆる「尽くす女」ではないのですが、

「楽しむ女」なのであります。

 

尽くす女は、尽くすことに酔える女だと思うのですが、

わたしは、そういうところは全くありません。

恋愛市場的には、尽くしてもらうことが大好きな男性も多いので、

きっと需要と供給的にはいい話ですが、

わたしは若い頃からあまりそういうことに興味がない。

 

夫や子どもたちに対してもそうですね。

好きな人に協力したい気持ち、相手の成功や幸せを願う気持ちはあります。

だけど、自分のすることが本当に相手の役に立つかどうかはわからない。

それくらいの距離感を持って接するのが好きです。

 

相手が成功した時も、自分の手柄にしてはいけない。

息子の中学受験の時も、かなりの勢いでサポートしたのですが、

もし息子が「ママのおかげ」と感謝してくれたりしたら、

それがわたしの一番の失敗になる、と思っていました。

 

あ、話が逸れました楽しい

富士五湖のサポートです!

 

だから、もう準備段階からとても楽しくて。

富士山もたくさん見れたし、よかった〜!

開運間違いなし。

 

レース結果は、Sさんが完走、Hさん、Kさんはリタイアされました。

一人一人のレースにいろんな物語が詰まっているのでしょうね。

肉体との対話、心との対話、暑さとの戦い。

いろんな葛藤があり、喜びや苦しみのある時間を、ほんの少し垣間見ることができました。

ありがとうございました!

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 14:19 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
おおむね平和 ほどほど幸せ 

年齢を重ねてよかったと思うのは、時間の読みが長くなったことです。

10年なんてあっという間に過ぎてゆきます。

 

今、ライター業を始めて大体20年くらいになるのですが、

この職業に就いたとき、わたしがイメージしたのは、

自宅でPCに向かいながら原稿を書き、その脇で子どもたちが積み木で遊び、

キッチンではシチューをコトコト煮込んでいる、というようなとても牧歌的な光景でした。

平和でいい感じ。

 

だけど仕事を始めたばかりの頃、私にとって、ライターというのはそんな職業ではありませんでした。

ひたすら取材。

レストランが多かったですね。

パン屋さんやケーキ屋さんもあったかな。

 

家にいる時間が少なくて、毎日バタバタしていて、

保育園のお迎え時間をいつも気にしながら都内を走り回っていました。

 

横浜から東京に引っ越したのは、下の子が小学校に入る時でした。

取材先はほとんどが東京で、夫の勤務先も東京でしたから、少しでも便利なところに、と思い、

子どもたちにも「ママが早く帰ってこれるようになるよ」と伝えていたのですが、

まったく早くはなりませんでした。

 

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イギリスのグラストンベリー。夏至の夕暮れ。

 

でも昨日は朝から単行本のゲラのチェックをしながら、

昆布とカツオで出汁をとり、タケノコを茹で

ああ、これがわたしの理想の生活だった! と感動してしまいました。

 

もちろんこれまでもそういうチャンスはあったのですが、

締め切りを抱えて切羽詰まっていると、出汁をとったり、

タケノコを茹でたりする心の余裕がありません。

昨日はたまたま締め切り目前ではなくて、いい具合の忙しさでした。

 

あれから20年。

なんだけど、夢が叶ってみると、案外あっけない。

叶ってしまうとこれまでの時間って「あっという間」なんですよね。

あっという間に夢が叶ったような感じ。

そういうものですよね。

 

中学時代の同級生と再会したら、あっという間に時間は戻りますし、

昨日のことは忘れていても、高校時代のある一瞬のことは鮮明に覚えていたりします。

記憶ってあまり時間と関係ありません。

 

わたしの仕事は、まあまあ順調な歩みをしているように見えますが、

細かく追えば、アップダウンの連続でした。

必ずしも着実な右肩上がりではありません。

だけど、長い目で見れば、右肩上がりに思えます。

人生ってそんなもの。

 

これって未来も同じ。

仮りに苦労の日々が続いたとしても、10年後には、

「そんな時もあったな」となります。

失敗や失恋、失業もそう。

 

落ち込んでいるその最中には、そんなふうに思えませんが、

人生って、落ちているときばかりではありません。

1日には小さな楽しみや喜びがあって、それを重ねていくことで、

なんとなく前向きになれる。

長く生きてきて、なんとなくこのサイクルが見えるようになりました。

 

子どもたちが幼くて、実家は遠いし、夫の帰りは遅いし、

だけど子どもがいることを言い訳にはしたくないし、

がむしゃらに働いていた時は、

いつになったらシチューを煮込みながら原稿が書けるようになるんだろう?

と絶望的になったものです。

仕事が少ない時期もありましたが、そういう時は逆に焦りばかりが先立って、

平和な気持ちでシチューを煮込んだりできません。

 

全然理想通りに行ってない。

これが本当にわたしのやりたかった生活なのかな。

そんなふうに悶々としていた時期も多かったです。

そもそもの夢がしょぼかったのに、大げさですけど。

 

落ち込んでいる時は、自分の人生なんていいことはほとんどなかった、

ような気分になりがち。

 

でももし「自分の人生には何もいいことがない」と思うとしたら、

「ってことは、これからいいことが起こるはずだ」と思えばいいの。

いいことが一度もない人生なんて、ないから。

それがわかったのが、長く生きてきてよかったことの一つ。

 

いい悪いを細かくチェックしなくてよし。

わたしのライター人生が、大まかにいえば右肩上がりに見えるのと同じで、

何かの瞬間に「いいこと」が実現したら、突然人生は「いいこと」になります。

散々悪い男に振り回されても、1人のいい男に出会うことで、幸せいっぱいになれるのが人生。

「あれはステップだったんだ」なんて感じでいい気なもんです。

 

人生って、そういうちょっとしたラッキーやハッピーの「点」をつなげていけば、

おおむね平和でほどほど幸せです。

幸せって、そういうことじゃないかな。

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 07:20 | 人生 | comments(0) | trackbacks(0) |