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ライター今泉愛子のブログです
「捨てなきゃよかった」あれこれ

整理整頓が好きです。

ものを捨てるのが好き。

この「捨てる」という行為は、取捨選択のトレーニングに向いています。

後悔と向き合う練習にもなります。

 

捨てて後悔するもの、結構あるんです。

3年くらい来ていなかった服を処分したら、

翌年、このスカートと合わせるとよかったかもしれない、と

思いついたりすることはしょっちゅう。

 

スペインの靴ブランド「カンペール」が日本に上陸した時に取材して、

素敵な靴べらをもらったんです。

だけど、使いづらくて捨ててしまった。。。。

最近息子が革靴を履くこともあり、「靴べら!」と言われるのですが、

あれをとっておけばよかったです。オシャレでしたし。

 

学生の頃に愛読していた古い料理本も、いつぞや一気に処分しましたが、

古い料理本の丁寧な解説、そういえば貴重だったかも。

 

「お片づけ」って、捨ててスッキリの側面ばかりが強調されますが、

捨ててスッキリするだけではなくて、やっぱり後悔することだってあります。

 

「3年着ていない服は捨てる」というルールはよく言われますが、

カンペールの靴べらで言えば、10年くらい使っていなくて捨てたのに、

今さら「惜しい」と思い始めていて、一体なんだよと。

 

だけど、こういう後悔にとらわれると、前を向けません。

だいたい捨てたものって、美化してしまうもの。

使いづらさを忘れて、デザインの良さだけを思い出します。

 

次からはもっとよく考えよう。

というのは、前を向いているようで後ろ向きです。

反省しすぎると失敗が怖くなります。

学ぶべきポイントは押さえつつ、前を向く。

 

わたし自身が「賢く生きたい」と思っているところがあって、

もっとよく考えなくちゃ、と思いがち。

が、ここでグッとアクセルを踏む。

振り返りすぎない。後悔しない。失敗はあるもの。

 

そうやってどんどん前を向いていく。

「よく考えたの?」と、これはあらゆるところで問われる言葉ですが、

よく考えなくていい。

 

わたしなんかは、基本的に自信ない系のやわやわのヨワヨワなので、

うかうかしていると、すぐに反省や後悔にとらわれます。

だけど、がんばって全力で前を向く。

そうすることで、何か新しいところにたどり着けるのではないかしら。

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 10:25 | life | comments(0) | trackbacks(0) |
人生に必要なのは「後悔しない」という覚悟

もしかしてわたしって、女子から「イラッ」とされるタイプかも、と気づいたのがつい先日のこと。

いやいや、あいちゃん、それ遅すぎやろ。

敏子先輩に何気なく話したら「ぎゃはは!」と大笑いされてしまい、

あれ? 先輩、もしかして気づいてた?? と思ったのでした。

 

なんとなく無頓着に人を傷つけるタイプですよね。ほんますみません。

それでもなんとか生き抜いてこれたのは、心優しい人が世の中には多いからですね。

ありがとうございます。

 

なんというか、女子の文脈というのが苦手なんですね。

「お仕事してていいよね。自分のお金があるし」

「わたしも仕事した〜い」

「でも子供のことはちゃんとやりたいしね」

「うちのダンナ、わたしがいないと不機嫌なんだもん」

「あ、わかる〜」

というような流れがかなり苦手。

上げてんのか下げてんのか。これがいわゆるマウンティングか。

 

その話の時は、それでもとりあえずニコニコ聞いています。

でも何かの拍子に「今年の夏は一人でニューヨークに行くんだ」とか言ってしまう。

そりゃ、イラっときますよね(今夏ニューヨークに行く予定はありません)。

 

でももうこの「イラッ」とされる路線は、ここまで気づかずにきたので治せない気がする。

 

わたしの場合、中学時代に女子の中でうまく生きることを捨てました。

陸上をやろうと思ったら、日本一を目指そうとするなら、それしかない。

ダラダラおしゃべりに付き合うわけにはいかなかった。

その流れがずっとあります。

 

人生はすべてトレードオフです。

一つ得たいなら一つ捨てなくてはならない。

中学生の頃わたしは走ることと引き換えに、

友達と気ままにおしゃべりしたり出かけたりする時間を捨てたんだな、とよく思いました。

 

「子供のことはちゃんとやりたい」

だから仕事をしないという選択をしたとしたら、

「自由に使えるお金がない」のは当然のこと。

それと引き換えにしたのです。

両立なんて無理。それが道理です。

わたしは仕事をしながらでも子供にできる限りのことはしようと思いましたが、

両立する気はありませんでした。

どこかに犠牲は出る。

だけどそれは命取りじゃない。

いいとこ取りはできないのが人生だから、

要は何を選ぶか。

わたしの子育てには、不十分な点は多々あったと思いますが、

だからと言って、後悔はしていません。

 

あなたはいいけど、子供に寂しい想いをさせたのでは、という意見もあるかもしれませんが、

それもトレードオフです。

子供たちは寂しい想いもしたかもしれない。

でも窮屈な想いをしなくてすんだかもしれません。

専業主婦で育てることが100%正しいわけではないと思っています。

どんなやり方にも何がしかの問題点は発生するものです。

 

後悔のない人生って、覚悟の上で成り立つものだと思います。

「後悔しない覚悟」を決める。

仕事をするかしないかで言えば、

どちらに決めても、何かを失うのです。

 

後悔はしていません。

だけど、子育て中はそりゃ大変でした。

最近、子どもが大学生になり、かなりのゆったりライフになってきましたが、

覚悟を決めてがむしゃらに突っ走りました。

 

 

これ、左側が10年前のパスポート。右側が今のパスポート。

左側は2004年に作ったものなので、当時30代なのですが、どうよこれ。

今より老けてますよ。。。

もう毎日クタクタだったわけです。

子育てと家事と仕事と。

夫の協力なんてほとんどありませんでした。

「一人で子育てしてきた」と思う専業主婦のママたちはたくさんいると思うのですが、

わたしとてそうです。

わたしの結婚生活は専業主婦から始まりましたから、

「これまで通り、家事育児はやりますから」と誓った上で仕事を始めました。

夫は保育園のお迎えに行ったことなど一度もありません。

収入と引き換えに、体力と気力を思い切り酷使しました。

そういう時代があっての今であります。

 

同世代の人には「わたしはもう遅すぎる」とか思わないでほしいです。

30代の時にそう決意しなくてはならなかったわけではない。

いま「後悔しない」と決めれば、これから、後悔しない人生になります。

 

ほとんどの人は、自分の人生を選んでいることに無自覚です。

気づいたらそうなっていた。

結婚もそうだし、職業もそうだし、住んでいる場所も、

自分で覚悟して決めたわけじゃない。

ただなんとなく。ずるずると。

 

だけど変える気がないなら、その状態を自分で選んでいるということです。

仕方なくそうしているのではなく、自分から選んでそうしている。

 

後悔したくないなら覚悟するしかありません。

これがわたしの人生。

足りてないものがあってもそれが人生。

 

いいとこ取りはできないとしたら、

自分は何を選ぶのか。

何を捨てるのか。

 

仕事なんてできない。だから我慢する。

離婚できない。だから我慢する。

仕事はやめられない。だから我慢する。

家族を養うしかない。だから我慢する。

と、思っているかもしれないけれど、それは我慢を美徳と思っているだけです。

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 06:05 | life | comments(0) | trackbacks(0) |