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ライター今泉愛子のブログです
高い目標にどう挑むのか

マラソンランナーにとっては、これからがシーズン本番のようですが、

トラックランナーのわたしにとっては、シーズン終了。

来季への目標を考える時期になりました。

 

今季は、3’07”から始まり、2’45”まで縮まりました。

順調でしたね。

来季はここまで順調にはいかない、という覚悟はしていますが、

でもやっぱり記録を縮めたい。

 

2’40”は切りたいです。

2’40”だと、200m40”イーブンです。

すごくムリな目標ではないと思います。

 

だけど心の奥底では、やっぱり日本記録を狙いたい。

2’29”52

あと16”もあります。

かなり厳しい。

 

目標を設定するとき、わたしはあまり曖昧な言い方を好みません。

「日本一になりたい」じゃなくて、「日本一になる」

その方が、覚悟が決まります。

 

来季の目標はどう考えるか。

マスターズは、年齢という時限爆弾を抱えています。

どうしたって、力は落ちていく。

 

それに抗う気持ちはありません。

そんなんしゃあない。

 

でも、目標がある人生は楽しい。

がんばるのも大好き。

 

としたら、どうするか。

やっぱ狙うしかないでしょーと思ってしまうのが、

わたしのおめでたいところです。

 

目標タイムが、2’28”だとしたら、

200m 37”イーブンです。

400mだと74”

400mのベストが72”の選手がそれを目指すのはかなり無理がありましょう。

 

てことは、そこをまっすぐ狙うのは賢明ではありません。

いくつかの段階を設けるべきです。

 

まずは2’40”を切ること。

話はそこからですよね。

 

今季は、200mのインターバルを5本やるのが精一杯でした。

夏頃は、3本で限界でした。

足が動かなくなるんです。

 

とすると、まずはトレーニングのためのトレーニングが必要です。

基礎体力をつけること。

と、細分化しながら、少しずつ少しずつ、step by step で近づいていきたい。

 

たまに、目標を口にすることを恥ずかしがる人がいます。

「そんなこと、本気で考えているの?」と驚かれたり、

「身の程知らずでしょう」と冷笑されるのが怖い。

 

わかりますよ。わかります。

わたしだって「100万部のベストセラーを出したい」と思っていますが、

絶対口にはできません。

無理すぎるし、恥ずかしすぎる。

 

なんだけど、かけっこだと臆面もなくなります。

不思議ですね。

 

ムリでもいいんです。

叶わない可能性の方が高いことも承知しています。

 

でもわたしは、いつも物事は2つに1つだと思っています。

日本一になるか、ならないか。

中学生の頃は、ずっとそれだけを考えていました。

2つに1つ。

 

可能性を考えたって仕方がないんです。

90%可能なのか、30%可能なのか、そこを考える意味は全くない。

可能性は、いつだってゼロではありません。

 

そして目標達成は、叶うかどうか、2つに1つ。

どんなに努力しようとダメな時はダメ。

その厳しさの前にひざまづいて、それでもなんとかしようと思う、

思い続ける、それが挑戦ってものです。

 

 

 

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 05:11 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |