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ライター今泉愛子のブログです
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フィンランドひとり旅4
 ヘルシンキでは、デザインホテルに宿泊しました。
Klaus Kというホテルです。


お洒落でサービスもよかったのですが、高かったです。
シングルで1泊185ユーロ。
1年前は1ユーロが120円くらい。
ってことは・・・1泊2万円を超えます。
なかなか優雅なおひとり様です。
朝食も素敵だったし、アメニティもいい。
ボディソープは、購入したくらい。
でもちょっと部屋が狭かった。

お部屋では、テレビがPCにもなっていて、
インターネットも自由にできます。
音楽も楽しめるのですが、アメリカやイギリスの音楽ばかり。
北欧の最先端のジャズは?
クラシックなら、モーツァルトじゃなくてシベリウスでしょう、と
思ってしまったのでした。

ヘルシンキでは、かもめ食堂にもマリメッコにも興味がなくて、
適当にバスに乗って、適当に降りて、ぶらぶら。
電車に乗って、適当に降りて、ぶらぶら。
みたいなことをやっていました。

自分が今どこにいるかがわからなくなってしまうこともしばしばで、
道行く人に、地図を片手に「Where am I?」と聞いたこともありました。
でも、そういう行き当たりばったり感、すごく好きなんです。
とは言え、緊張感はつねにあって、頭もフル稼働。
電車の切符の買い方、バスの停留所や行き先のチェックなどは、
地図を片手にかなり真剣にやっていました。



アアルト大学にも無事たどり着けました。
(アアルトはフィンランドの有名な建築家です)
この大学は、別名ヘルシンキ工科大学と言います。
大学内の書店にも行ってみました。
気付いたのは、MacやWindowsの本はあるのに、LINUXはないということ。
ここでもまた、えーフィンランドだったらLINUXでしょう、と
思ってしまいました。

ふらりと入ったスーパーでは、IZUMI TATENO と書かれたポスターを発見。
名前はどう見ても日本人です。
帰国して調べたところ、ヘルシンキ在住のピアニストの方だとわかり、
早速CDを購入しました。

電車やバスに乗っている時に、気付いたのは、
「誰も携帯をさわっていない!」ということ。
大方の人はのんびりと窓の外を眺めています。

フィンランドのIT環境はすごくいいです。
キルピスヤルビの山の中でも、携帯は繋がっていました。
レストランやホテル、バスの予約もすべてネットでOK。
でも、電車の中で電話を取る人も、
ネットに繋げている人もいなかった。

フィンランドですごくいいと思ったのは、この静けさとほどよいゆったり感。
(空港で中国人と一緒になったから余計にそう感じたのかも)
「効率」というものを、もう一度考え直したほうがいいなと思いました。

最終日の夜は、DEMOという星付きのレストランを予約。
ですが、エレガントなレストランに行く服がない。
ということで、買いました。
NOOLANというブランドが、すごく気に入ったんです。

ワンピースのほかに、カットソーも購入しました。
バーゲン中で、ふたつ合わせて303ユーロ。
これは、いいお買い物だったと思っています。

DEMOのディナーでは、80ユーロくらいのコースとグラスワイン、
コーヒーで100ユーロちょい。
お料理は、食材の使い方もお肉の火入れもメニューの組み立ても
すごくよかったです。

お腹いっぱい、程よく酔っぱらって、ホテルに帰ってぐっすり。

したのはよかったのですが、この時に、はっとしました。
フィンランドに来て以来、ずっとわたしはシンプルな暮らしをしていました。
適度な運動、質素な食事、清潔な暮らし。
ところが、ヘルシンキで一気に都会的な生活に戻った。
たっぷり食べて、欲しいものを手に入れて。
すると、自分の中で何かが崩れました。
一瞬のうちに。

キルピスヤルビの禁欲的な生活では、神経が研ぎすまされていくような
心地よさがあったのに、ヘルシンキではずるずるだらだら。
それまでは、毎日日記をつけて、使ったお金もメモしていたのに、
そういうことが一気にばかばかしくなる。
都会の魔力って、こういうことなんだと思いました。

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 07:40 | | comments(0) | trackbacks(0) |
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