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ライター今泉愛子のブログです
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Air bnb の利用価値は?
今回のスペイン・ポルトガル旅行では、6泊がAir bnb を利用、残りがホテル利用でした。
Air bnb は、現地の人の家に泊まるというコンセプトのもと、
サイトで現地の人の家を仲介してくれるサービスです。
リンクを貼っておきます。

Airbnbで見つけたお家に宿泊したのは、バルセロナ3泊と、サンセバスティアン3泊。
6月に行ったNYでもAirbnbを利用しましたので、それも含めてレポートします。

まずはバロセロナ。
宿泊したのは、サグラダファミリアから徒歩5分くらいのところにある、やや古めのアパートメント。
日本的なカウント方法では、5階にあたりますが、エレベーターはなし。
スーツケースを持っているとややキツいです。
オーナーはXimenaという女性。
お部屋は、2LDKです。
こちらがリビング。


そしてキッチン。

なかなかお洒落にまとまっていて、使いやすいお部屋でした。
主寝室は広々としていて、たぶんダブルベッド。
もうひとつの寝室は、2段ベッド。
なので、4人での利用も可能です。
これで3泊62,627円でした。
内訳は、1泊17274×3=51821円 + 清掃料金4052円 + Airbnb手数料6754円

次はサン・セバスティアンの3泊。
バルが密集する繁華街からは、10分以上歩いたところにある、住宅街にありましたが、
なかなか洒落たアパートメントで、昼間はコンシェルジュもいますし、
共有ロビーは広々としていて、ソファも置いてありました。
ここも2LDK。
オーナーは、People Rental という恐らく不動産の管理会社で、
Airbnbをフル活用している感じ。
かなりの物件を所有しています。

まずはリビング・ダイニング。
写真の撮り方が今ひとつで、リビング側が写っていません。
現実には、この倍以上の広さがあります。



寝室は、2つありますが、ベッドに寝られる人数としては、こちらに1人。


あとこちらに2人。


これで3泊で62,013円
料金の内訳は、1泊15473×3=46418円 + 清掃料金8964円 + Airbnb手数料6631円

次は、NYです。
こちらは、1LDKで、LDKもベッドルームも先の2軒より狭いです。
ベッドルームは、ダブルベッドがあり、それ1台でいっぱいになるくらいの広さ。
建物は古いアパートメントビルで、エレベーターはありませんでした。
場所は、SOHO。
Dean&Delucaのすぐそばで、かなりお洒落な地域です。
地下鉄の駅で言うと、Spring st.の近くでした。
オーナーは、フランス出身のKayくん。





こちらは5泊で、186,534円
料金の内訳は、
1泊32057×5泊 + 清掃料金12097円 + Airbnb手数料14153円

まずAirbnbがいいと思ったのは、リビングルームの存在です。
NYへは、夫と、
スペインへは、息子2人との旅行で、
どちらも家族とはいえ、複数人での旅行ですから、
生活時間が異なることがあります。
自由にメールを書いたり、本を読んだりしたい場合、
リビングがあるととても便利です。
もちろん憩いの場としても機能します。
外にでかけず一日だらだら、なんて時もリビングなら全員揃います。

また私が選んだところは、すべてキッチンがあります。
食器や調理用具は揃っていますから、作ろうと思えば3食作れます。
魅力と言えば魅力ですよね。地元のスーパーや市場で食材を買い込んで料理するのも楽しそう。
ただ3泊くらいでは、食材を買い込むほどでもなく、そもそも私は料理好きではありませんので
(というか、旅先でくらい家事から逃れたい)、せいぜい朝食をうちでとるくらいでした。

あと、NYのKayくんのところにはありませんでしたが、
Ximenaと、Perople Rental には、洗濯機がありました。
これはけっこう助かります。スペインは干しておくとすぐに乾くし。
この2軒に関しては、洗剤も置いてありましたよ。

NYでは、Kayくんのアパートに泊まっただけだったので、
帰国後は、かなりAirbnb推しだったんです。
もともとNYでは、身の程知らずにTHE PLAZAに泊まろうとしたんですよ。
せっかくだし、一度泊まってみた〜い♡と。
早速、webでチェックしたところ、
そんなミーハー心を跡形もなく打ち砕くくらいの
強烈なプライスゾーンにあることを発見。
どう考えても無理でした。
こうやって並べてみると、Kayくんのところは、スペインよりも断然高いのですが、
それでもPLAZAに比べれば。

ですが、トータルで、Airbnbが安いかというと、そうとも言えません。
もちろん「泊まりたい」と思えるような物件を探しているから、
つい高いところになってしまう、というのもあるかもしれません
(そもそも旅行が決まるのが、いつも直前なので手頃な物件が空いていないだけかも)。

私が選ぶ基準は、
ベッドルームのほかにリビングがあること。
リビングのソファを寝場所としてカウントしないこと。
貸し切りの物件であること(間借り物件もあります)。
インテリアがそこそこお洒落。

です。
エレベーターの有無は問いませんし、
立地や利便性にもさほどこだわっていません。
なので、サン・セバスティアンで泊まったところなどは、
繁華街からちょっと距離がありました。
私は、かえってそれが、住んでる感じがしてよかったのですが、
バル巡りを真剣にやるなら、きっともっと近いほうがいいですよね。

ホテルと比較すると、ホテルにはフロントがあり、きちんとしたスタッフがいますから、
何があってもわりと安心していられます。
NYでは、夫が部屋にカギを置いて出てしまい、部屋に入れなくなってしまったのですが、
オーナーのKayくんからスペアキーを受け取れたのは、24時間後
(Kayくんは、その日、NYにはいなかったのです)。
仕方がないので1泊だけ緊急でホテルに宿泊しました。
自分側のミスとは言え、かなりイタい出費であったことは間違いないです。

ホテルでは、先にも書きましたが、タクシードライバーに伝えたいことを、
フロントのスタッフに英語で伝え、それをスペイン語に翻訳して紙に書いてもらったりしました。
みなさんすごく気持よくやってくれてありがたかったです。

最近は、エアラインのオンラインチェックインをすると、Ticketがメールで届きます。
それをプリントしたい場合、メールで転送すれば、その場ですぐにやってくれる点もすごく助かる。

スタッフとちょっとした会話ができるのも魅力。
今から晩ごはんなんだけど、おすすめのお店教えて、なんてことも気軽に言えますし、
朝食の時も、帰宅した時も、スタッフと「ola!」と言いあうだけでも気持ちがいいです。
Airbnbだと、アパートメントですから、近所付き合いが希薄
(定住するならそれなりの付き合いがあるでしょうが、数日では親しくなりようもありません)。
だから、ほぼ自分たちだけの世界になります。
また、ポルトでは、6時の飛行機に乗る予定だったので、
早朝に宿を出なくてはなりませんでした。
ホテルならタクシーを呼んでくれます。それも助かった。

と、何だかずいぶんとホテル推しになっていますが、
Airbnbの魅力はやはり、地元の人が暮らす普通の「家」に滞在できる点。
ホテルは、やはり部屋は無機質です。
それなりに洒落てはいても、整いすぎていて、家とは違います。
また現地の普通の人のインテリア感覚がわかるのも、すごく面白いし、
現地の人の暮らしが見えてくるのも、Airbnbならではの魅力。
スペインで、洗濯物を干していたら、上の階のパパさんも洗濯物を干していたり、
あるいは、夜中にテレビの音が聞こえたり、
それを騒音と思う人はホテルに泊まったほうがいいのですが、
私は現地の人の生活ぶりがわかることを、楽しいと思うタイプなので、
そういう日々の断片が、わりと好きでした。
また、オーナーも魅力的な人が多いので、それも楽しい。
現地に友人ができたような感覚になります。

Airbnbの注意点は、先方が提示している、宿泊人数を鵜呑みにしないこと。
私は、かなり写真をチェックして、ベッドの数を確認して予約を入れました。
だいたいどこもソファをベッドがわりにすることを前提にして、宿泊人数を書いています。
ちなみに、Kayくんのところの宿泊人数は4人ですし、
Ximenaのところは5人、People Rentalsは6人です。
私は、リビングを共有スペースとして使いたいので、それはイヤ。
なので、結果的に一人当たり高めになってしまったのはあるかも。

バスタオルやシャンプーも基本的には用意してあります。

料金は、1泊の料金のほかに、清掃料金と手数料がかかるので、
1泊料金だけ見て申し込むと、トータル金額を見た時に、あれ?となります。

決済は、予約が成立した時点なので、旅行1ヵ月前に予約を入れた場合は、
1ヵ月前に、代金が決済されます。
これも最初は、けっこうビックリしました。
その後キャンセルした場合、もちろん戻ってこないわけではありませんが、
いくらかの手数料は引かれるのかもしれません。

オーナーたちは、私の泊まった3軒に関しては、
もう、ほぼ「プロ」です。
Airbnbに、複数の物件を出して、管理しています。
XimenaやKayは、個人でやっていますが、もしかするとそれで生計を立てているのかも。
だから、やり取りはかなりスムーズ。
対応にも慣れています。

またオーナーによっては、チェックイン/アウトの時間に、
わりとフレキシブルに対応してくれます。
たとえば、14時までいたい場合、Kayくんは、次の日に予約が入っていないから大丈夫だよ、
と言ってくれました。
私たちは夕方の便での帰国だったので、
出発日も昼間にまた買い物をして、買ったものをスーツケースに詰め直して、さらにシャワーも浴びて、
ということができました。
ただしそれが叶わないこともあります。
ホテルはチェックアウトの時間は厳密ですが、フロントでスーツケースを預かってくれますから、
そういう点もホテルのほうが便利です。

Airbnbは、最近、会社の出張で使うこともあるみたい。
これは、私のようにリビングルームのある物件で、そこを寝場所としてカウントしなければ、
打ち合わせなどもできますし、ホテルよりいいかもしれませんね。

ただトータルで「機能」だけを比較すれば、ホテルが圧勝なのかもしれません。
書き忘れていましたが、毎日のお掃除だって、Airbnbにはありません。タオルだって取り替えてもらえない。
Air bnbに求めるのは、そこではない「日常感」と、それに付随してくる体験。
それは、かなりスペシャルなもので、ただの観光客としての旅では、絶対に体験できないもの
(それがたとえ、ロックアウトであったとしても)。
ホテルとAirbnbとの違いは、団体旅行と個人旅行の違いに近いのかもしれません。
どちらを選ぶかは、旅に何を求めるか。どこに価値を置くかですね。

レポートは以上です!

 
posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 23:49 | | comments(0) | trackbacks(0) |
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