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ライター今泉愛子のブログです
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なぜ長い距離が走れるようになったのか

土曜日18km、日曜日30kmと走ったのですが、意外と疲れていません。
これは結構うれしかったです。

 

私は、一般人として生きるには十分体力があるのですが、ランナーとしての体力に自信がありませんでした。
中学時代、全国合宿、近畿合宿、県合宿などに呼ばれて参加しましたが、練習メニューをコンプリートできたことがありません。
いつもヘロヘロ。時に泣きながら練習していました。

 

中学2年の時の草薙合宿。走り高跳びの山本寿徳さんや400mの吉田伸二さん、走り幅跳びの奥村仁子さんらとご一緒しました。私は前列右端です。

 

こちらは陸連の長距離合宿。深尾真美さんや清水一子さん、島田ゲンちゃん(住金鹿島)の姿が。私は2列目真ん中あたり。めっちゃ太ってます。

 

いま思えば、そりゃついていけないだろうという感じです。

学校ではトラックを使えませんでしたし、顧問の先生が練習メニューを考えてくれるわけでもなかったので、ロングジョグもインターバルもやっていませんでした。練習というものがよくわかっていなかったんです。練習の真似事をしていただけという感じ。

それでもわたしの中学の陸上部では、わたしが一番練習熱心でした。

そんな感じの部活だったのです。

 

トラックで走るのは、レースと合宿だけ。

なんとかレースは、勝ちたい時には勝ちましたが、安定感には欠けていました。

走れない時は全く走れない。

合宿などで他校の選手と一緒になると体力がまるで違う。

レースでは勝てるのに、なぜなんだろうとずっと不思議でした。

 

自分はランニング体力がない。

そう思っていました。

走り込みに積極的でなかったのも、それをやると疲れるだろう、という思い込みがあった。

でも、単に練習不足だったのかもしれない。

 

現役時代もそれなりに頑張ていたのですが、いかんせん、量が足りてなかったですし、そもそもまるで知識が足りていませんでした。

幸か不幸か、中学1年の時から記録は出ていましたから、それをベースにしていたのもあります。

 

昨シーズンのスランプ経験を通じて、シンプルにトレーニングを見直しました。

「走り込み」とは何かをようやく理解しつつあり、あれ、もしかして私、体力あるじゃん、と思えるくらいになっています。

 

わたしは「ランニング体力がない」と思い過ぎて、そこに関してはずっとナーバスでした。

内臓関係の疲れにもすごくビクビクしていたんです。

消化力が弱いのではないか。冷え性が良くないのかもしれない。

そんなことばかり考えていました。

 

昨年の日本選手権の時なんて、もうその最たるもの。

不調の原因が分からなくて「またか」と。

これまた現役の時と同じじゃん、と暗澹たる気持ちになっていました。

 

敏子先輩のマッサージもこれまではずっと「体調を整える」目的で、足裏もここは胃のツボですか? 目の疲れ? 腎臓も疲れてます? みたいなことばかり言っていました。

とにかく「体を整える」ことにとても真剣でしたが、いま思えば必要以上に気にしていたのかもしれません。

今はもう敏子先輩のケアは「スポーツマッサージ」です。

ここが張っている、あそこがつる、なんてことばかり言っています。

足裏も、最重要なのは足底筋膜炎のケア。

内臓疲れとか、そんなの気にしている余裕がない。

 

ランナーの世界では、あるいはアスリートの世界では「練習は嘘をつかない」とか「距離は嘘をつかない」とか言いますね。

私はそんなふうに信じられる人がうらやましくてたまりませんでした。

練習は、嘘つくでしょう。

高校時代も大学時代も、学校のトラックでせっせと練習したけれど、トラックで練習したことがなかった中学時代の記録を超えることはなかったんです。それが私の一つの挫折ですし、練習の意味がわからなくなっていました。

 

でも練習のやり方を間違えていた部分もあるし、私は体重管理をうるさく言われたことがなく、高校時代、大学時代はめっちゃ太っていました。

いろいろ歯車があってなかったのかもな〜と思うところであります。

 

そんなことが見えてきたのも、この数ヶ月、前を向いて走ったからだと思っています。

過去を反省したからたどり着いたわけではありません。

反省ばかりしていると、結局、過去のデータから自由になれないんです。

心を真っ白にして走り続けたから、たどり着けた。

 

人は誰しも「思い込み」があります。

これが苦手、あれがダメ、こうするとうまくいかない。

私の場合は「ランニング体力がない」という思い込みがずっとありました。

だから練習を積むと不安になるんです。

やりすぎたら、また走れなくなるんじゃないか?と。

負の記憶がまとわりついていてなかなかそこから逃れられない。

 

でもそれを一旦忘れて、虚心坦懐で目の前のことに向き合ってみる。

すると思わぬところにたどり着けるのではないでしょうか。

 

長い距離は苦手。

走りすぎると体力を消耗する。

そんな思い込みからやっと自由になってきました。

 

しかしながら調子に乗って「もしや私、距離走っても全然大丈夫じゃん」とツイートしたところ、有馬さんからありがたいツッコミが。

 

というわけで、月曜はレストにしました!

なんとか故障なくシーズンを迎えたいものです。

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 06:04 | ランニング | comments(0) | - |
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