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ライター今泉愛子のブログです
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2019ー2020冬季トレーニングのまとめ2 中距離ランナーに走り込みは必要か。

今季の冬季トレーニングは、距離を踏むことを目標にしました。

 

現役の頃からずっと長い距離に対する苦手意識があり、ジョグも好きではなくて最長40分くらい。

大学時代は、もう少し走っていたようにも思いますが、私は中距離選手だし、ちんたら走るジョグは必要ないと思っていました。

 

だけど今回、距離を踏んだのは「長い距離への苦手意識を克服しよう」と思ったからではありません。

苦手意識なんてのは、意識の問題であってフィジカルな問題ではなく、そのためにトレーニングをするのは馬鹿げています。

 

狙いは、基礎体力の向上です。しっかりベースを作ろうと思いました。

今さら? という感じですが、私はもともと基礎的なものがなくても走れてしまったことで、しっかり訓練する機会がなかった。

 

中学チャンピオンが、高校以降で伸び悩むのは「あるある」ですが、よく言われるのは燃え尽きですよね。

10代前半で専門的なトレーニングを積みすぎて心身ともに燃え尽きてしまう。

だけど私の場合ほとんど専門的なトレーニングをしないまま速く走れてしまったことが仇になりました。

専門的な指導者がそばにおらず、私自身も知識不足でしたね。

 

マスターズで、30年ぶりに走り始めてからも、同じ道を歩みました。

走り始めてすぐ、どんどん記録が伸び、3年目にまさかのスランプ。

これ、現役の時と同じやん、とかなり落ち込みました。

だけど、自分なりになんとなく「こういうこと?」と思う部分がありました。

 

同世代のマラソンランナーたちが中距離でグングン記録を出しているのです。

1500mのW50の日本記録保持者の相澤幸枝さんは、サブスリーランナーですし、AC Kitaの海老原美穂さん(マスターズ区分で言うとW45)が8月の暑い時期の午前中に800mを2’26、1500mを4’56で走ったと聞いたのも衝撃でした。

お二人ともマラソンメインの選手です。
それなのに、この記録。

伊神さんや新城さん、谷さんらマスターズで仲良くしているマラソンランナーたちも快走しています。

私に欠けているのは、持久力かな、と思いました。

 

そんな時に、兵庫マスターズ駅伝で一緒に走った瀬口美香ちゃんから、40代のマラソンランナーの智美さんを紹介してもらいました。

ご本人は何年もずっとランニングをしていて、マラソンレースにも出場していたのですが、3年ほど前から美香ちゃんの指導のもと少しずつ専門的なトレーニングを積むようになり、どんどん力をつけて・・・今年の名古屋ウィメンズではきっと3時間前後で走れていたことでしょう(コロナ騒ぎで一般ランナーは中止)。

智美さんの話を聞いていて、成長ってそういうことなのね、と思いました。

伊神さんにしてもラン歴が長くここにきてPB連発、兵庫のエースの田中美香ちゃんもこれまでずっと冬はマラソン、夏は短距離をやっていてブレイク。

 

私は成果をすぐに出したいタイプです。

これはランニングに限らなくて、私自身の生き方がそんな感じ。

目標に向けてまっすぐに努力するのが好きなのもありますし、素質的にもパッと花開くものがあるのでしょう。

 

でもちょっと待て。

それだから、大きく成長できないのかもしれない。

もっと時間をかけよう。

そう思いました。

 

まずは基礎体力の強化です。

私は、昔から練習では「なぜ?」と思うくらい走れません。

レースになると特別なテンションになる、というのもありますが、それにしても練習で走れなさすぎます。

それなのに私は「レースで勝つからいいや」と思っていました。

反省が足りない。

 

もう1つはムラがあります。

レースごとの出来不出来が激しい。

走れない時はまるで走れない。

 

単純に言えば、素質タイプのスピードランナーなのでしょう。

それゆえの壁にぶち当たったわけです。

じっくり取り組む。焦らない。Step by step。

 

中距離ランナーに走り込みは必要か。

近野コーチも横田コーチも、Twitterではあまり距離を踏むトレーニングはやっていなかったようなことを書いておられました。

日本のトップレベルにあった偉大なお二人がそうだったとしても、ええねん。そんなん関係ないねん。

 

私が、私には必要だと判断したのです。

フォームが悪くなるんじゃないか。腰が低くなるかもしれない。スピードは維持できるのか。

そんなことも考えました。

でも、やってみないとわからない。

人生は壮大な実験なのです。

 

スピードタイプの中距離ランナーの私が走り込もうと思ったのは、そこに伸び代を感じたからです。

スピードでガンガン押すスタイルに限界を感じたから。

 

次回は、もう少し具体的なことを書きたいと思います。

 

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 06:21 | ランニング | comments(0) | - |
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