DOMORI
2011.01.30 Sunday
週末に、恵比寿のノンナ&シディのショップで開催された、
チョコレートレッスンに行ってきました。
ノンナ&シディは、イタリアなど海外からの輸入食材の会社です。
ショップは、おいしいオリーブオイルやブラックペッパーなど、
なかなかほかにない品揃えが自慢。
ここの小さな店内で、イタリアのチョコのブランド、
DOMORIの創業者ジャンルーカさんのお話を聞く会がありました。
DOMORIは、カカオに魅了されたジャンルーカさんが1994年に
立ち上げたブランドで、単一品種のカカオで作ったチョコなど、
ボンボン・ショコラとは、また違う、チョコの魅力を伝えてくれる商品に
特徴があります。
今回テイスティングしたのは、この2商品。
それぞれ6種類の板チョコが入っています。
上の白いBOXには、オリジナル(単一品種)のカカオが6種類。
下のゴールドのBOXには、クリオロ種のおいしーチョコが6種類。
これをジャンルーカさんの解説を聞きながら食べるんです。
何たる幸せ!!
カカオ70%のショコラって、苦いイメージがあったんですが、
ぜんぜんそんなことはありません。
香りや、重い/軽い、余韻の違いはあっても、
苦いものではありませんでした。
これは、けっこう新発見でした。
カカオがチョコレートになるまでの工程も、
コーヒーと同じような道筋をたどるんですね。
豆を発酵、乾燥、焙煎することで、ふくよかな香り、味わいになる。
それが足りないと、酸味が強かったり、苦味が残ったり。
(もちろん品種そのものの質にもよります)
カカオって、ワインやコーヒーと同じですね。
豆だけ食べても、完成品の味とは全然違います。
ところが、豆をつぶしてぐりぐりと手でもみ上げると、ぷわ~んと香りが広がるんです。
このおいしさは、ぜひ1度味わってみるべきですねー。
もちろんショコラティエのボンボンショコラにもまたうっとりな魅力がありますが、
じつはカカオそのものについて、全然わかっておりませんでした。
なるほどなるほどの1日でありました。
テイスティングしたチョコは、ひとつひとつまるっきり違います。
それは、よーくわかったんだけども、実はまだ「カカオ」を食べなれていなくて、
味を表現する言葉を持ち合わせていませんでした。
もちろん、「ベリー系」とか「ハチミツ」「ナッツ」など
形容する言葉はあるんです。
でもまだ自分のなかで結びついていません。
もうちょっと食べこまないとね。
というわけで、また買いに行こうかと思います。
ノンナ&シディ(SHOP)
恵比寿西2-10-6 03-5458-0507