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ライター今泉愛子のブログです
DOMORI
 週末に、恵比寿のノンナ&シディのショップで開催された、
チョコレートレッスンに行ってきました。

ノンナ&シディは、イタリアなど海外からの輸入食材の会社です。
ショップは、おいしいオリーブオイルやブラックペッパーなど、
なかなかほかにない品揃えが自慢。
ここの小さな店内で、イタリアのチョコのブランド、
DOMORIの創業者ジャンルーカさんのお話を聞く会がありました。

DOMORIは、カカオに魅了されたジャンルーカさんが1994年に
立ち上げたブランドで、単一品種のカカオで作ったチョコなど、
ボンボン・ショコラとは、また違う、チョコの魅力を伝えてくれる商品に
特徴があります。



今回テイスティングしたのは、この2商品。
それぞれ6種類の板チョコが入っています。

上の白いBOXには、オリジナル(単一品種)のカカオが6種類。
下のゴールドのBOXには、クリオロ種のおいしーチョコが6種類。

これをジャンルーカさんの解説を聞きながら食べるんです。
何たる幸せ!!

カカオ70%のショコラって、苦いイメージがあったんですが、
ぜんぜんそんなことはありません。
香りや、重い/軽い、余韻の違いはあっても、
苦いものではありませんでした。
これは、けっこう新発見でした。

カカオがチョコレートになるまでの工程も、
コーヒーと同じような道筋をたどるんですね。
豆を発酵、乾燥、焙煎することで、ふくよかな香り、味わいになる。
それが足りないと、酸味が強かったり、苦味が残ったり。
(もちろん品種そのものの質にもよります)
カカオって、ワインやコーヒーと同じですね。

豆だけ食べても、完成品の味とは全然違います。
ところが、豆をつぶしてぐりぐりと手でもみ上げると、ぷわ~んと香りが広がるんです。
このおいしさは、ぜひ1度味わってみるべきですねー。

もちろんショコラティエのボンボンショコラにもまたうっとりな魅力がありますが、
じつはカカオそのものについて、全然わかっておりませんでした。
なるほどなるほどの1日でありました。

テイスティングしたチョコは、ひとつひとつまるっきり違います。
それは、よーくわかったんだけども、実はまだ「カカオ」を食べなれていなくて、
味を表現する言葉を持ち合わせていませんでした。
もちろん、「ベリー系」とか「ハチミツ」「ナッツ」など
形容する言葉はあるんです。
でもまだ自分のなかで結びついていません。
もうちょっと食べこまないとね。
というわけで、また買いに行こうかと思います。

恵比寿西2-10-6 03-5458-0507


posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 21:04 | 健康 | comments(0) | trackbacks(0) |
ポートレイト撮影
 じつは昨年末に、カメラマンの伊田淑乃さんから、
お年玉企画が発表されました。
なんと、好きな3桁の番号を送ると、年末ジャンボ宝くじの一等賞の番号に
一番近かった人にポートレイト撮影、またはipodをプレゼント、という企画です。

やった〜というわけで、思いついた番号をメール。
そしたら、なんと当選したんですよ!! やりました。

HERSの編集部で
ヘアメイクをつけるだの、服は何色がいいかなどと
大騒ぎしていたのですが、無事撮影終了。
あがってきた写真は・・・



ヘアメイクは、HERSでもおなじみの川北善徳さんです。

伊田さんとは、うじきつよしさんのハワイロケに一緒に行った仲。
おたがいあやしい日本人だったのか、
平和な国内線(ハワイ島からオアフ島に移動するとき)で
係官に止められて、バッグの中をあけられましたっけ。
私は別室に連れられて、あやうく脱がされるところでした・・・。

写真の使い道は、もうちょっと出世して、「プロフィール写真をお持ちですか」と
言われるような仕事を増やすことですかねえ。
本を出すのもよいですよね!
誰ですか? 遺影とか言ってるのは・・・。

使い道があるように(遺影じゃなくて)がんばりまっす。
ヘアメイクをお願いした、川北さんは、現在は恵比寿のVAN COUNCIL
いらっしゃいます。
カメラの伊田さんは、STUDIO M2
ブツも人物も旅もOKですよ!

この記事は、あまりに自分露出高すぎなので、
ひと月ほどしたら(もしかすると1週間くらいで)削除いたします。

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 20:50 | 仕事 | comments(3) | trackbacks(0) |
インタビュー
 インタビューの仕事をしていて思うのは、その人の言葉が必ずしも事実ではないということです。
今月号のHERSでは、脚本家の中園ミホさんにお話を聞きました。
中園さんは、これまで、さまざまなインタビューでもおっしゃっているんです。
「私は才能がないから」って。
私ももちろんそんなふうにおっしゃるのを聞きました。
ある記事の見出しも「取材で補う才能のなさ」だったかな・・・。

いやいやいや。
「才能がない」とご本人はおっしゃる。それは事実なのですが、
決して本当に「才能がない」わけではありません。
才能がない、と本気で思い込んでいる、のですね。

書くときって、時に不安になると思います。
最後まで書ききれるんだろうか。
納得のいくものが書けるんだろうか。
その恐怖に打ち克つことができないと、なかなか前に進みません。
でも、やるしかない! そうやって開き直りながら少しずつ前進する。
そういう積み重ねですよね。

第一線で活躍している中園さんの秘訣は、もしかするとその謙虚さなのではないかしら。
書くたびに、反省が残るのかもしれません。
でも、次は、次こそは、と踏ん張る。
そうやって、着実に成長し続けていらっしゃる。

結果を出すのってつらいです。
私も、そのHERSの中園さんの記事で、上に書いたような中園さんのすごさを
伝えられたかと言うと・・・うーん。どうでしょうか。
ゲラを読んでいる時は、自分も熱いので、伝わるはず!と思うのですけど、
本ができて読むと、ああ〜って、ちょっと気分はダウン。
もっとうまく書かなきゃだめじゃん! と無限ループのような反省モードに・・・。

いや、まだこれ発売前なんで、どうかなあ。どうでしょう。
私も発売が待ち遠しいなー。
HERSは12日発売です。
どうぞよろしくお願いします!
posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 07:54 | 仕事 | comments(0) | trackbacks(0) |