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ライター今泉愛子のブログです
ウェアの変遷

この1年半。

シューズは、50年分くらい進歩しましたが、ウェアも進歩しましたね。

なんとここまで来ましたよ!

 

どうだ!

って、みなさんとお揃いってだけですけども。

コーディネートはまだまだですね。

 

最初は本当にダサかったです。

しかも自分では全く気づいていませんでした。

 

 

これが昨年の冬。

シューズはもちろんスケッチャーズですが、

ウェアはGapfitのトレーナーとアディダスのジャージが定番でした。

まだこれはマシな方だったと思います。

でも最近、北垣監督からは当時の私の服装を「あ、素人さんねと思った」と言われましたが。

 

そのあと3月に宮岡監督にリレーマラソンに誘ってもらって出場したのですが、

当時速乾性のTシャツの存在もタイツの存在も知らなくて、

息子が小学生の頃に着ていたGapのヨレヨレの長袖のコットンシャツにジャージという服装で

レースを走りました。

 

当日、敏子先輩と泰子ちゃんから爆笑されたんですけど、自分としては何がおかしいかさっぱりわかりませんでした。

写真が残っていないのが残念ですが、後日泰子ちゃんからは「この人貧乏なの?と思った」と言われるほど。

 

昨年秋からはWingleの練習会に参加するようになりましたが、それでもずっとダサかったです。

あるおしゃれなラン友さんの下着を含めてのコーディネートが素敵で

「素敵な下着ですね!」と言ったら、ものすごく変な顔をされたので、

「ブラジャーというのは生々しすぎると思ったんです」と言い訳。

「スポブラのこと?」

そうそれ!

名称ですらよくわかってませんでした。

 

もしやもっとおしゃれしたほうがいいのでは?と思い始めたたのは春ごろ。

ラン友のおしゃれガールズたちに相談したのですが、

みなさん優しいので「愛子さんはそれでいいんだよ!」と言います。

そう? そうかな?

と気を抜いてそのままダサい路線。

 

でもラン友の愛ちゃんに「ランパンは黒しか履けないの」と言ってみたところ、

「わかるわかる! 最初はそうだよね」と言われて。

最初・・・?

つまりわたしは初心者ってこと?

好みの問題ではなくて?

 

とあたりを見渡したら、みなさんとっても素敵なランパンをはいています!

なるほど、コツはランパン選びだ!

ということでそそくさとアウトレットへ買い物に。

 

初めて白いランパンと蛍光イエローのTシャツで練習会に登場したら、

ヒューっと歓声が起きました。

 

 

歓声。

 

なんで?と思っていたら、

どなたかが「愛子さん、今日なんかいつもと雰囲気が違う!」って。

みなさん、うんうんとうなずいています。

 

この程度のことで、雰囲気が違うと言われるわたしってなに。

そこでようやく自分がいかにダサかったかに気づいたという。

 

試合会場で一年ぶりにあったマスターズ仲間からも

「あれ?? なんかすごく雰囲気が変わったね」と言われました。

「どういうことですか? 痩せたは痩せたんですけど・・・」

「違う。あのね、アスリートになった」

 

マジで!

自分的には最初からバリバリアスリートだったんですけど、違っていたのね。

 

今やランナーもファッションを楽しむ時代です。

帽子やスポブラまで、コーディネートします。

みなさん、すごくエンジョイしていらっしゃるんですよね。

 

わたしももっと楽しもう。

来年はヘソ出しユニフォームが着たいです!

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 00:55 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
フィンランド旅行3 かわいいもの

フィンランドには、かわいいものがいっぱいありました。

 

サボンリンナのカフェ

お金がかかっているわけではないのに、なんかかわいい。

 

 

フィンランドの"スタバ” エスプレッソハウス

 

ドライブインのカフェ

 

 

ヘルシンキのホテルインディゴ

 

 

エレベーターを降りたところ

 

ロビー

 

ペーパーアイテムも洒落てます

 

 

空港の椅子

 

 

買ったもの

カレンダーとカード

 

お菓子

 

マグカップ

 

キッチンタイマー

 

 

おまけ

フィンランドのトイレットペーパーにはエンボス(型押しのようなもの)が入っていて、かわいい。

買いたかったのですが、夫があまり好きではなく(ちょっと硬い)断念。残念。

 

おまけのおまけ

前回のフィンランド旅行の時に買ったポストカード。

使ってない。

ポストカードは使うために買うのではなく、コレクションですね。

 

ヘルシンキの街並み

 

 

ヘルシンキの街並みは、ローマやマドリッド、あるいはロンドンやパリのような重厚感はありません。

歴史ではやっぱり負ける。

でもなんとなく好き。

 

7年前に入ったタイレストランMaithaiに行って食事をした後、

「7年前にも来たんですよ」と話をしたら、

「そうですか。じつはこの前、この席に座った日本人のお客さんが、15年前にも来たと話してくれたんです」と

店主。大げさに喜ぶわけでもなく、とてもスマートでした。

 

席数20もないくらいの小さなレストラン。

旦那さんはおそらくフィンランド人で、奥さんはタイ人。

支店を出すわけでもなく、人を雇うわけでもなく、コツコツと営んで来た商売。ブレない味。

いいなあ。

 

フィンランド旅行記、おしまい。

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 07:38 | | comments(0) | trackbacks(0) |
フィンランド旅行2 ていねいな暮らし

フィンランドの田舎を車で走っていると、どこの家もすごくていねいに暮らしていることがわかります。

ていねいな暮らしって「こうすべき」という意識が入ると途端に堅苦しいものになります。

冷凍食品は一切使わないで手作りする、とかね。

 

でもそういうのではないんです。

こうすべき、ではなくて、もっと自然。

お庭はどこの家もとても片付いていて、洗濯物の干し方もすごくきれい。

アジアやラテンの国の大雑把な干し方もいいんですけど、

この国では、どこの家もものすごくきちんと並べて干してあります。

人に見せるためのものではないし、習慣ですよね。

それが国民性なんだろうなあ。

 

庭には、木のブランコがあったり、お花が植えてあったり。

なんとなくいいんです。

心が温かくなる。

 

道路脇にはポストが立っているのですが、こんな感じ。

住宅は幹線道路から脇道に入ったところにあるので、ポストだけ幹線道路脇に立ててあるんです。

 

 

 

ポストだけを立てている家もあるんですが、こうして雨よけの屋根をつけている家も多数で、

1軒、あるいは2軒分、3軒分、5軒分が収まるような大きな雨よけの屋根があるところも。

 

この雨よけの屋根は、ホームセンターみたいなところで売っているものかもしれません。

でもこんなふうにしていることで、ここで暮らす人たちの気持ちの余裕を感じます。

3軒分、5軒分の大きな屋根は、みんなで話し合って取り付けるのでしょうか。

なんかそういうの、いいな、と思って。

 

道端にさりげなく鉢植えの花が置いてあったりもするんです。

表札の下に鉢植えをハンギングしてあったり。

 

「ガーデニングが趣味なんです!」みたいな主張は全然ありません。

もっとさりげない。

 

経済的に豊かかというと、そんなことはないと思います。

だって本当に何もないんです。

どうやって生計を立てているんだろう? と不思議に思うくらい。

 

人口は、国全体で500万人ほど。

日本と面積はほとんど変わらないのに、人口は20分の1です。

 

でも花を育てたり、ポストに屋根をつけたりする余裕がある。

お金というよりは心なんだろうなあ。

 

そういうのを見ると、人間はどこにいても幸せに暮らせるのだとしみじみします。

この地は人が少ないだけではなく、冬はとても厳しくおまけに日がとても短くなる。

決して暮らしやすい環境ではないけれど、自分たちなりに心地よく暮らそうとしている。

そういう、人のけなげさに心打たれます。

 

 

これはバス停。

きっと1日に何便もない。

せいぜい2便。

もしかすると毎日運行していないかも。

 

だけどどのバス停もペンキがきれいに塗ってあって、

ゴミひとつ落ちていません。

 

一体誰がこのペンキを塗るの? って。

バス会社にそんな余裕があるとは思えないし、お役所だってどうなんでしょう。

でも誰かが当たり前のこととして、毎年塗り替えているんだろうなあ。

どこを走っても、ハゲハゲのボロボロのバス停は見当たらない。

そういう風景に心癒される。

 

 

 

ガソリンスタンドもこんな感じ。

1日何人のお客さんが来るんだろう、と思うような小さなガソリンスタンド。

 

お客さんのために花を置いているというほどのもてなし感はないんです。

もっとさりげない。

そのさりげなさが心に刺さるんですよね。

ここの人たちはいいなあって。

なんだか人としてとても信用できる気がします。

 

人間って、どういう環境であってもより良い人生をと願う心をもっているし、

それは誰かを蹴落としたりしなくても、

ただ静かに暮らすだけでできることなんだとしみじみしました。

 

より良い人生を、諦めているとしか思えない人もいるし、

より良い人生が、お金や地位をさす人もいるし、

人それぞれなのですが、わたしは素朴に単純に、気持ちよく暮らしたい。

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 07:20 | | comments(0) | trackbacks(0) |
フィンランド旅行1 カレリア地方

1週間のフィンランド旅行に行ってきました。

フィンランドを訪れるのは2回目。

finnairの直行便があるし、北に向かうから意外と距離が短くて便利なんです。

 

前回は、何を血迷ったか北の果てまで1人で旅をしました。

フィンランド語はもちろん英語ですら怪しいのに、しかも当時スマホもなく、よくそんな旅をしたと思いますが、

フィンランドは女性の一人旅でも身の危険を感じることは一切なくて快適。

治安がいいし、とても礼儀正しく穏やかな国民性です。

 

 

南端にあるのがヘルシンキ。

今回は夫と一緒だったので、車を借りてカレリア地方に行ってきました。

湖だらけの地域で、前から興味があったのです。

「フィンランド」の「ン」のあたりが宿泊したコテージ。

ちなみに北端にあるマークは前回、宿泊したコテージです。

 

この辺り、地図で見ると湖が点在しているのがわかりますが、もっと細かく見るとこんな感じ。

 

 

湖だらけ!

右上から走る斜めの線がロシアとの国境で、なぜかロシアに入った途端、湖が減る。

フィンランドは、大国のスウェーデンとロシアに挟まれて何かと気苦労が多かった国ですが、

森と湖がこの国を守ったんだと思いました。

こんなに湖だらけだと、攻めるに攻めれません。

ちなみにフィンランドの刑事ドラマでは、捜査に出るとき車じゃなくてボートに乗るらしい。

 

宿泊したのは、レンタルコテージです。

前回は、Booking.com で見つけたコテージでした。

一人旅だったのに、4人用の結構広いコテージで、なかなか快適に過ごしました。

 

今回はAirBnBで探そうとしたのですが好みに合うのが見つからず、Booking,comでも同様。

でもフィンランドには絶対レンタルコテージの需要があるはずと思って、

「Finland Cottage」でググったところ、

Finland Cottage Rentals という最適なサイトを発見!

 

行きたい地域を中心に探して、いいのを見つけました。

 

 

わたしが希望した条件は、湖畔とサウナ、そしてWifi

ヘルシンキから車で、4、5時間で到着できそうな距離のところ。

一軒だけポツンと建ったコテージは寂しいので、「コテージ村」みたいなのがいいと思いました。

ここはそれにぴったり。

場所は、Kesalanti というところ。

地名になじみは全くありませんでしたが、ヘルシンキから車で4時間くらいとGoogleがいうので、ちょうどいいかな、と。

 

 

 

左側の石は暖炉。寒かったので夜は薪を燃やしました。

 

 

 

シャワーとサウナ、洗濯機は別の棟にあって、

コテージ村共有のものでしたが、ほかのお客さんが少なかったので貸切状態で利用できました。

 

ただし安いかというとそうではありません。

3泊で506ユーロ(1ユーロ130円で計算すると、65,780円です)。

6人分のベッドがあるコテージなので、6人で泊まれば安いのですが。

 

でも広々と過ごせたし、ベッドルームとリビングが別にあるというのは、

生活時間帯の異なるわたしたちにはいい感じ。

わたしは毎日早起きして、原稿を書いていましたからね。

 

目の前は湖

 

このコテージに3泊して、コリ国立公園やサヴォンリンナにあるオラヴィ城に行ってきました。

 

 

コリ国立公園はハイキングコースがあって、ウッコ展望台からはこの通りの眺め。

 

目の前に広がるピネリエン湖には、1500の島が浮かんでいます。

わたしは、このハイキングにおニューのペガサスターボを投入。
3時間くらい歩いたでしょうか、、、好みでいうと走りたかったのですが!

 

 

サヴォンリンナのオラヴィ城。

 

フィンランド最大の湖、サイマー湖に浮かぶ城ですが、

営業時間中は橋でつながっています。

営業が終わると、橋はモーターでいきなり湖岸から折りたたまれてしまいました。びっくり!
サイマー湖を1時間でぐるっと回る遊覧船にも乗りました。
わたしは琵琶湖や白樺湖みたいなシンプルな形の湖しか知らないので、

陸と湖が入り混じっている地形はなかなかエキサイティング。

 

 

遊覧船にはなんとサウナまであって、どんだけサウナ好きなんだよ!と思いました。

(ただし現在は使われていませんでした)

 

湖畔には、ところどころボートが並んでいて、でも見たところどれも手漕ぎです。

交通手段というよりは、のんびりと湖をくつろぐんでしょうか。
でも琵琶湖並みに波も高そうだし水深もありそうでちょっと怖い。

個人的にボートに乗らないかと誘われたら遠慮したい感じです。

 

 

フィンランドは、建国してまだ100年という若い国です。
中世からはスウェーデン、19世紀からはロシアがぶいぶいいわせていました。
きっと苦労したんだろうなあ、と思います。

東西冷戦時代は言いたいことも言えないような状況で、並々ならぬストレスがたまったはず。

 

それが国民性につながったのか、皆さんとても慎み深いです。
そして知的。
勉強がよくできるとかそういうことではなくて、
道にゴミを捨てないとか、お釣りをごまかさないとか、間違えたらごめんなさいと謝るとか、
そういう当たり前のことを当たり前にできる人たち。
あまりエゴというものも感じさせません。
だから安心して旅ができるし、とても居心地がいいんです。

人として信頼できるというか。

 

わたしが触れているのは、彼らの「よそゆきの顔」かもしれません。
深く付き合えば、いろいろあるでしょう。

でもわたしは旅人だし、そんなふうに感じるだけで十分しあわせなのでありました。

 

前回のフィンランド旅の記事。

5本も書いてました。

当時、けっこう行き詰まってたんですよねー。

 

フィンランドひとり旅1 キルピスヤルビへ

フィンランドひとり旅2 コテージ

フィンランドひとり旅3 不安との戦い

フィンランドひとり旅4 ヘルシンキ 都会での暮らし

フィンランドひとり旅5 シンプルに生きる

 

今回もどれだけ続くかわかりませんが、とりあえず続けるつもり、です!

 

 

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 20:33 | | comments(0) | trackbacks(0) |
鈴木久美ちゃんと再会

北海道・釧路出身の鈴木久美ちゃんと再会しました。

1980年の全日本中学陸上競技選手権以来ですから、じつに38年ぶり。

というかそもそも、その時に会ったきりであります。

 

 

右から、小島和恵ちゃん、鈴木久美ちゃん、わたし。

つないでくれたのは、小島和恵ちゃんで、

「わたし、あと鈴木久美ちゃんに会ったら、コンプリートしそう」と話したら、

田島由紀子さん(卜部蘭ちゃんママ)経由で、久美ちゃんに連絡をつけてくれました。

田島さんは、久美ちゃんと東女体大の同級生なのです。

 

久美ちゃんは現在、小学生の指導をしていて、小学生の全国大会のため

日産スタジアムに来ていました。

 

久美ちゃん、若々しくて、とても元気そうでうれしかったです。

当時の印象では、久美ちゃんはがっちりしていたのですが、とてもほっそり。

東女体大卒業以降のことを聞いたところ、なんと30歳まで競技を続けていたとか!

200mでは、30歳の時に自己新をマークしたそうです。

素晴らしいですね!

 

久美ちゃんがもっているのは、わたしが持参した、中学の保健体育の資料集。

 

 

307がわたし。1が久美ちゃんです。

ちなみに120は、星野有くん。

 

男子800mの端正な写真ではなく、

女子800mの泥臭い写真が大きく扱われているのはなぜ?と

思わなくもないですが、ありがたいことですね!

 

和恵ちゃんとは、新横浜駅でランチして、またまたたっぷりおしゃべり。

そのときに、ジョギングしていて信号が赤になると、本気でムカつく、という

話をしたんですね。

 

わたしが走ってるのに邪魔するな!みたいな感情が一瞬にして湧き上がるんです。

ええい。控えよ!って。

そのたびに「あいちゃん、あんた今ただのおばはん」と言い聞かせていたら、

最近はかなり穏やかにジョギングできるようになりました。

 

和恵ちゃんはどんな感じだろう? と聞いてみたら、

「わたしはやったー! ラッキー! 休めるって思うかな〜」とニコニコ。

「現役時代でも?」

「そうだよ〜。とにかく少しでもラクしたいって思ってたもん!」

 

そう、和恵ちゃんはそうなのです。

明るくほがらか。

わたしも明るくほがらかなんですけど、どこかに野生の感情が宿っておりまして。

 

わたしがジョギング中、車にひかれてもきっと誰も同情しないと思います。

「鹿の飛び出し注意!」という看板の近くで、轢死する鹿と同じ扱い。

文明と折り合えない。

 

というわけで、ここ一年くらいの間に、

横須賀久乃ちゃん、大國美喜子ちゃん、中村朋恵ちゃん、小島和恵ちゃん、鈴木久美ちゃんと

再会を果たしました。

1980年の全中、決勝進出の同級生です。

みんなそれぞれ、自分の人生を楽しんでいます。

 

おばはんの道楽はこれにてコンプリート。

ですが、これからも交流を続けていけたらと思っています!

よろしくね!

 

 

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 08:31 | ランナー時代 | comments(0) | trackbacks(0) |
シューズ遍歴 その2 NIKEとの出会い

アシックスのライトレーサーに満足して、お買い物終了、となるところでしたが、

ふと噂のナイキのズームフライを履いてみようかというスケベ心がおきました。

お店の人に聞いてみたら、わたしのサイズ22.5cmがあると!

 

それなら試しに履いてみたい!

厚底は好みでないのですが、何といっても噂のシューズです。

 

履いた瞬間から、惹かれるものがありましたよね。

飛んだり歩いたり軽く走ったりしてみて思ったのは、

これできちんと走ってみたいということ。

 

合う、合わないのあるシューズ、というのは聞いていましたし、

お店の人もそう言います。

わたしはその時点で自分に合うと確信したわけではありませんでしたが、これまでのシューズとはぜんぜん違う。

お店の中でちょっと走るだけでは満足できない。

買うしかないでしょ! 

 

 

 

果たしてこれが、魔法のシューズ、というくらいに気に入りまして。

前に前にスルスルっと体が進むんです。

それと、足が疲れません。

ランジウォークですらやりやすい。

トラックレースもこれで走ろうかと思うくらいの気に入りようでした。

 

が、これで走ると、ラクしすぎているのでは、とも思います。

体が走り方を忘れるんじゃないか、と不安になる。

それでライトレーサーと交互に履くようにしています。

 

EVOLUの練習会では、動きづくりのメニューを多くやります。

そのときは、ライトレーサーです。

体の動きを忠実に覚えたいから。

 

それと、ズームフライを履くようになって、足の爪の内出血がどんどん続きました。

今わたしの左足は、3本の爪が真っ黒になっています。

左足の甲、親指と人差し指の交差するあたりもやや痛むようになっていました。

負担がかかっているのかも?

 

そんなことを感じている時に発売になったのが、ペガサスターボです。

欲しい。高い。

ずっと迷っていましたが、ええい、買ってしまえ! と思ったのが10日ほど前のことであります。

 

 

このシューズのいいところは、フィット感。

足を包むような感じがとてもいい。

着地の際、ソールがプニュプニュするんですね。それが好みではない人もいるかもしれませんが、

わたしは、それもまた「生々しい」と感じるんです。

 

あんなに厚底嫌いだったわたしが、NIKEにコロッと心を奪われてしまいましたが、

ズームフライもペガサスターボも、体重移動の邪魔にならない、むしろ助けてくれる厚底です。

こんな厚底あったのね、という感じ。

 

ターサージールだと、地面との対話を遮られているように感じるのですが、
ナイキのこの2足は、地面からの反発のエネルギーをよりリアルに足に伝えてくれる感じです。

すごく心地いい。

 

同級生ランナーのHくんは、ひもなしのスケッチャーズで走るわたしを見て

「こいつは円谷幸吉か!」と内心つっこんでいたそうですが、

設楽悠太まで来ました。わずか1年で50年分の進歩です。

 

というわけで、当面は、

 

ペガサスターボ ジョグ 

ズームフライ  ペース走 時間走 たまにスピード練も

ライトレーサー スピード練 動きづくり

ソーティマジック ロードレース?

 

で行こうと思います。

冬のロードレースを、アシックスのソーティマジックで行くか、

ズームフライで行くかは迷うところ。

追い追い考えます。

 

シューズ選びは、ウルトラランナーのゆこっくさんのブログも参考にしました。

ゆこっくさんは、ペガサスターボもズームフライもそれほど高評価ではないみたいです。

興味のある方はどうぞ。

https://ameblo.jp/yukok0529/entry-12392897556.html 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 04:39 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
シューズ遍歴 その1 最初はヒモなしシューズ

わたしのシューズ遍歴が急展開を見せまして、まとめておこうと思いました。

 

最初に使っていたのは、ウォーキングシューズのスケッチャーズ。

Go Walk 2 です。

 

 

ヒモがついていない、いわゆる体育館シューズみたいなシンプルさがとても好きで、

もともとは普通にウォーキングシューズとして履いていました。

走ることになって、だったらこれで走っちゃえ!みたいな。

初めて購入した時すでに、次のシリーズ(Go Walk4)が出始めていたので、

走り始めた時点でネットで探し回って立て続けにさらに3足確保しました。

 

わたしはもともと薄底が好きだったんです。

小学校の頃はいていたようないわゆる「運動靴」が好き。

中学時代は、月星(ムーンスター)や世界長のシューズで十分だと思っていました。

 

この頃、兵庫の同級生男子や北垣監督、あるいは宮岡監督と一緒に走りましたが、

わたしのシューズを皆さん、どう思われていたでしょうか・・・。

どなたもノーコメントでしたが、相当ヘンだったかも。

しかしながらその頃はとても気に入っていたので、ヘンだなんて自覚は一切ありませんでした。

 

夏頃になってようやく、最近のシューズも見てみますかってことで、

アシックスの2足を買ったのがちょうど一年前。
2017年8月のことでした。

 

 

左がゲルフェザー、右がソーティマジックですが、

気に入ったのは、もちろん底の薄いソーティマジックです。

 

ゲルフェザーは、わたしにしては珍しくその場の雰囲気に押されて買った感じ。

当初は、スケッチャーズと交互に履く感じでしたね。

わたしは昔からこういうシューズを「中途半端」と感じるんです。

長い距離が苦手、というメンタリティに通じるところがあるのですが、

「ダラダラ」している感じがする。

 

9月からはWingleの練習会に参加するようになり、練習量が少し増え

この頃から定番がゲルフェザーに。

ただし200mのインターバルをやる時はソーティマジック。

秋からはトラックレースも冬のロードもすべてソーティマジックでした。

 

2018年年明け。

体調が悪くて全然走れなくなり、3週間ほどお休みしました。

そろそろ走ろうか、と思って履いたのは、スケッチャーズです。

わたしにとっては走りの原点、みたいなシューズなのです。

地下足袋というか、素足に近い感覚が得られる。

 

走るとき、足裏で地面を撫でますね。

そのとき足裏を体重が移動していく感覚が生々しいほど好きなんです。

底の厚いシューズは、わたしと地面の間に、距離ができる。

それが苦手。

このときも走りが安定するまではずっとスケッチャーズでした。

 

2月には、トラックシーズン用にスパイクを購入しました。

コスモレーサーMD

 

久々のスパイク。
最近のはソールが硬い。
反発が大きくてビビっていましたが、マスターズの試合に行くと、
わたしよりも年配の人も普通にスパイクを履いています。
心配する必要はないと思いつつ、最近もトラックレースで毎回履くわけではありません。
400mも800mも、ソーティマジックで走ることが今もあります。
トータルで言って、ソーティマジックはとても信頼しています。

 

4月ごろ、スピード練習に力を注いでいました。
で、マメができるようになったんです。
親指の付け根あたり。
なんとなく自分の走りが変わってきているように感じました。
走りとゲルフェザーが合ってないんです。

 

そこで、ゲルフェザーとソーティマジックの中間的なシューズが欲しいと上野のジュエンヘ。

お店の人から勧められたのは、ライトレーサーでした。
RSとTSがあるのですが、わたしはTSにしました。

 

好みだけでいうとRSですが、RSはソーティマジックに近い感じ。

今回探しているのはジョギング用のシューズですから優しい感覚のTSにしました。

ライトレーサーは、かなり気に入っています。

いい意味でとても無難なシューズです。万能とも言えます。コスパもとてもいいですね。

 

ここでさらにもう一足買いました。
それがNIKEです。
長くなったので、続きは明日。
posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 04:55 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
代々木公園練習会 中学生のYちゃんと

6月7月と長い距離を走り込みまして、苦手意識はかなり克服できました。

わたしは10代の頃から長いのが苦手で、走っているとうんざりしてしまうんです。

走っていると、というよりも、走り始める前からですね。憂鬱になる。

 

走り始めると、もう最初からウゲーという感じ。

まだかよまだかよまだかよ、まだ続くのかよ。

なんども腕時計を見てしまう。

「え! さっきから15秒しか経ってないじゃん!」と絶望しそうになる。

ラン友さんたちには真顔で「走っている時って何を考えればいいですか?」と相談していました。

気持ちがとっちらかってしまって、全然走りに集中できない。

 

800mというのは、レース中ずっと集中しています。

200mのインターバルなら、200を走っている時は集中、ジョグはクタクタですから、何かを考える必要はない。

 

でも長いのって、わたしからすると「ダラダラ」な感じなんです。

だから飽きる。

 

でも、このところせっせと距離を伸ばしたおかげで、その辺りの欠点はかなり改善できました。

適度に気持ちをそらす方法を覚えた。体と心で。

 

あと上りもコツがあるような気がしてきた。

120分走をやったとき、上りになるとラン友さんにあまりにあっけなく離されました。

グイグイと離される。

もちろん筋力も違いますし、慣れもあるかもしれませんが、

なんでやねん、とも思う。

で、なんとなくポイントは集中力かな、と。

ぼんやりしていると、確実にスピードが落ちます。

意識的に走ることですね。

体の使い方はまだマスターできていませんが、ロードを本格的にやるようなことがあれば、

もうちょっと研究してみます。

 

8月からスピード練習だ! と張り切っていましたが、

体がかなり疲れていまして、8月上旬は、結構量を落としました。

暑かったのもあるでしょうか。

90分のつもりで走り始めたのに、60分に短縮したこともありましたし、完全休養も多かったです。

わたしの場合、走ろうとして「あ、今日は無理」ということがたまにあります。

こういう時は、無理しない。

 

少しずつ戻ってきているかな、というところで、昨日は、中学生のYちゃんと練習!

代々木公園に8時集合。

40分間クロカン走をやったあと、

織田フィールドに移動して、動きづくりと200mのインターバル3本(Yちゃんは5本)。

 

クロカン走は、かなりのハイペースで、なんと後半3kmは5分切っていました。

アップダウンもあるコースなのでこれは素晴らしい。

 

200mのインターバルも33、34、34でした。おお〜!

これは全てYちゃんのおかげでありまして・・・!

引っ張ってもらいましたからね。

 

6月、7月とスピード練習が足りていなくて、その自覚はあったものの、

あまりの落ち込みっぷりに焦っていましたが、

このタイムで走れたならそれなりにいいのではないでしょうか。

 

Yちゃんは将来有望なランナーです。

わたしが中学生の頃よりよっぽど体がしっかりしています。

わたしはペラペラでしたし、フォームもめちゃくちゃでした。

ぜひ頑張って欲しいです!

 

次は検見川に行きたいと思っています(Yちゃんは千葉県人なのです)。

わたしはこれからレースシーズンに入るので、冬になるかもしれませんが、楽しみ!

ついていけるよう頑張ります。

 

来週は海外旅行を控えています。

9月上旬は織田フィールドが休場。

ここからスピードトレーニングをせねば、という時に、とも思いますが、

工夫しながら積み上げていきたいと思います!

 

 

 

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 05:42 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
すべての欠点は、自分が思うほどひどくない ー コンプレックスに負けない

ある男性が「俺は本当にダメなやつなんですよ。仕事もうまくいってないし、彼女にフラれちゃったし」

なんてことを言っていたんですね。

 

そういう”ダメなところ”に惚れるのが女ですよ、と言ってあげたかったのですが、

そこまでの仲でもなく、ニコニコ話を聞くだけでした。

 

誰しもコンプレックスってありますね。

ブスだ、デブだ、学歴が、年収が、話がうまくない、洒落たお店なんて知らない、

私と一緒にいても楽しくないでしょ。

 

でも、それって自分が気にするほどひどいことではなくて、誰もが持ちうる欠点の一つです。

わたしもいろんな男子と(あるいは女子も)話をしていて、

たとえば、

この人は用心深いんだな。気が小さいとも言えるな。

なんて思ったりすることがあります。

 

でもそれで、嫌いになることはまずない。

むしろ逆ですね。愛しくなる。

 

自分のマイナス部分って、自分が思っているほどマイナスではありません。

でも人は頑固だから、いったん自分に「ダメ」の烙印を押すと、なかなか覆せません。

 

友人でも「もっとかわいく生まれたかった〜」と言う人がいるんです。

「十分、かわいいよ!」というんですけど、聞こえない。伝わらない。

「愛ちゃんは、そこそこかわいいからいいんだよ」とか言われる。そこそこね・・・。

 

でもマジでそれ誤差の範囲だから。

あえていうなら、「自分はかわいくない」という思い込みが彼女をブスに見せている。

必要以上に謙遜するから。どうせわたしはって。

 

もちろん、女子も男子も、美人やイケメンの方が得します。

それはれっきとした事実だけど、美人が幸福な人生を歩んでいるかというと、そういうことでもない。

だから気にしなくてよし。

人生を左右するほどのことではない。

大切なのは、割りきりです。

わたし、大して美人じゃないけど、でもだからなんなの?って。

 

で、わたし。

ずっと「わたしの高校時代は最悪だった」と思っていました。

ある種の固定観念です。

 

前に、高校の同級生のKくんが、Facebookで

「愛ちゃんは、高校時代も輝いていましたよ!」と言ってくれて、

ああ、やっぱりKくんは優しいな〜。

そんな風に気を使ってくれるんだ、とは思ったけれど、

それはお世辞だと思っていました。わたしを励ますための。

 

全然輝いてなんかなかったでしょ!

これもまた、わたしのコンプレックスがそういう意固地な見方をさせています。

 

コンプレックスというのは、競技成績、順位やタイムについてですね。

わたし、何やってたんだろう、という自責の念が強すぎた。

ぜんぜん輝いてなんかなかったし、本当にダメダメな高校時代だったと思っていた。

 

でも、その高校時代に、近くにいた人たちがわたしのことを好きでいてくれていて。

先輩は、いつも楽しそうにしていました!っていう。

思うほど、ひどくなかったってこと?

競技成績が全てじゃないってこと?

 

そんなことに、気づかないでずっと「惨めな想い」をしながら生きてたんです。

「惨めな想い」ってのは、言い過ぎかな。

でも封印して明るく生きていただけで、惨めさを乗り越えてはいませんでした。

その惨めさを作っているのは「自分」です。

 

わたしは、ブスだから。

俺は、だめ男だから。

 

誰もがいろんな想いに押しつぶされそうになりながら、生きていると思いますが、

自分が思うほど、ひどくないんですよ。

 

大切なのは、その感情を自分がどう扱うかです。

誰もわざわざ褒めてはくれないし、親切に慰めてもくれません。

 

もうちょっと、どうにかできなかったのかな、と思う人生の岐路はいっぱいあります。

でも、いいの。そんなことどうでも。

失ったもの、得られなかったものを大きく感じるだけで、実際は誤差の範囲内です。

 

わたしが、高校のインターハイでも優勝して、意気揚々とした瞬間があったとしても、

今のわたしの人生に大きな影響を与えたとは思えません。

それで何かが変わった? 変わってないですよ、大して。

 

進学先は違っていたかもしれません。

結婚相手も違っていたかもしれない。

でもだからなんなの?って話。

 

欠点もそう。

ブス、だからなんなの?って。

 

自分を必要以上に惨めに感じないことです。

人から嫌われたり、仲間はずれにされたり、大人にだってあります。

仕事がうまくいかなかったり、裏切られたり、いつだってあります。

でも、惨めに思う必要はない。

なんでわたしは、と落ち込まなくていい。

どうせわたしは、と諦めなくていい。

 

幸せって、条件じゃないから。

心地よい風が吹いてきただけで、幸せになれるから。

 

というわけで、競技成績だけで必要以上に惨めに感じていた高校時代は、

それほど悪くはなかったと。

周囲は、競技成績だけでわたしを見ていたわけではないと。

 

自分を惨めに思いそうになったら、だからなんなの? と問いかけてください。

強く生きよう。

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 06:38 | 人生 | comments(0) | trackbacks(0) |
兵庫県人会 in 神戸

週末さっと一泊二日で関西に帰って、兵庫県人会に出席してきました。

楽しかったー。

 

 

同級生男子と。

ちなみに投擲は一人だけで、あとは中・長距離です。

 

今回は、18歳のあかぎ国体以来会ってない、一つ下のかんちゃんが来てくれるというのを

とても楽しみにしていました。

二次会からでしたが、会えてとてもうれしかった!!

別れたあとLINEをくれて、なんだかうるっときてしまいました。

 

明石南高校の後輩たちもそうなのですが、

わたし、別にかけっこが速いからってことだけで慕われていたわけではないのかな?

 

中学の頃から、ちやほやされる(それゆえ反発も受ける)境遇にあって、

走れなくなったとき、自分をどうやって保っていいのかがわかりませんでした。

その葛藤が、高校時代の思い出を暗くしています。

 

でも、当時のわたしは暗くなかったし、

後輩たちは、愛子先輩、愛子先輩と慕ってくれて、

それはわたしの競技がすごいからでも、落ちぶれて可哀想だったからでもなくて。

 

そんなことじゃなくて、わたしのこと、普通の先輩として見てくれていたんだなあと思いました。

一つ下の後輩も二つ下の後輩も。男子の後輩も女子の後輩も。

自我の海に溺れる10代みたいな日記ですね。

 

かんちゃんと会って、いろんなことが繋がりました。

ありがとう。

 

瀬渡加奈子先輩と。

いつもおしゃれなんですよねー。

来年の駅伝合宿には参加のご意向です! やったね!

 

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 10:17 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |