週末19日は、YAGI RUNNING TEAMの練習会、通称YAGI練に参加してきました。
このところ練習会は、メニューや設定ペースを見て、これは、と思うものに参加しています。
この日は、16,000mのペース走。
設定ペース4’30のBチームにつこうと思っていました。
集合9時15分。
朝から家事をこなしてギリギリ到着。
ビジター料金2500円をお支払いして、説明を聞きます。
途中で苦しくなったら、1周休んでください。
8000mまでにつけなくなったら、グループを一つ落としてください。
とのことでした。
YAGI RUNNNING TEAM は八木勇樹さん、三田祐介さんの早稲田コンビ主宰のチームです。
私は初参加ですが、先日OTTの前夜祭で三田コーチの「ウォーミングアップ」講座を受けたばかり。
当然、アップはみんなでやるんだと思っていましたら、
いきなり200mスタート地点に移動開始。
あれ??? ちょっと待って! と焦っていたら、トップギア合宿でご一緒した
美人ランナースージーさんが「ここはアップ各自なんですよ」と教えてくれてびっくり!
まじか!
三田コーチのめっちゃ丁寧なアップを実践する日という密かな期待ははかなく消えました。
というわけでいきなりスタート。
シューズはライトレーサー。
私はトラックでの長距離練習はいつもライトレーサーです。
初参加でしたが、ペーサーの後ろは死守。
おまけに走りながら「ラップって読んでもらえるんですか?」と質問。
「読んだ方がいいですか?」「はい!」
ここの練習会は普段はラップを読まないみたいでしたが、
リクエストを聞いていただきました。
ずっと4’30”を切る安定のラップ。
アップなしは、とりあえず大丈夫。スムーズに入れました。
しかし5000mくらいで最初の山が。
飽きる。
つらい。
もうやめようかと思う。
頭の中が「無理むりムリ無理」という言葉で埋め尽くされてしまう感じ。
景色は変わらないし、400mトラックって無駄に距離が気になるんですよね。
気になるのに、忘れるんです。何周走ったか。この感じは一体なに。
ロードだとうまく気がまぎれるのですが、かなり行き詰まってしまいます。
併走しての給水サービスもあり。
(みなさんがお名前を聞いてうわーと盛り上がるような有名選手の方が
給水サービスをしてくれました)
10000mまでは頑張ろうと思ってなんとか10000mに到達。
もうあと5周が限界という気がする・・・。
息は上がっていないのですが、心が持たない。
小学生の頃、席にじっと座っていられない子がいましたが、
わたしはランニングにおいてはまさしくそれ。
本当につらい。もうあかん・・・と12000mで離脱。
ですが、後ろを見ると最大勢力のBチーム、みなさん黙々と走っておられました。
自分の弱さを反省して、1周休んで再度仲間に加わりました。
そこからはなんとかついて行って、最後は少しあげたかな?
無事終了。わたしは15600mでした。
最近PRなどをやったあとは、軽くWSをやるようにしています。
フォームがこぢんまりとまとまってしまっているように思えて、
もう少し大きな動きに戻す感じです。
心拍数を上げるという目的ではありません。
ですが、この日はできませんでした。
筋肉がつっぱりすぎていて動けません。
肉離れしそう。つりそう。
これはアップ不足が原因かそれともトラック39周がつらかったのか。
これまでにない筋疲労でした。
ダウンもなしの流れ解散でしたが、スタッフは充実。
ドリンクもあり。写真もいっぱい撮ってもらいました。
ペーサーもしっかりしていてとてもいい練習会でした。
個人的には、先日20km走では、ペーサーなし一人で4’40切るペースで走りきったので、
今日のこれがここまできついとは思いませんでした。
心肺機能よりもメンタル。トラックぐるぐるは飽きる。どこかで心を無にしないといけないのでしょうね。
マラソンランナーはほんと偉いと思います。
このあとは着替えて、赤羽の味の素ナショナルトレーニングセンターへ。
陸連主催のコーチングクリニックを受講してきました。
わたしは午後から参加で、
溝口紀子さんのハラスメントと
横田真人さんの中距離のトレーニングとコーチング
についてのお話を聞いてきました。
終了後は東京駅まで出て、織田道子先輩と、三郷実沙希ママとごはん。
お二人ともわたしの一つ上で、三郷さんはW45の800m日本記録保持者(電動計時の方)です。
当時はやはりしっかりインターバルとかやってらしたそうです。
高校生だった娘さんと静岡選手権で一緒に走ることになったのですが、娘さんは棄権。
母娘対決は実現しなかったとか。
手動計時の日本記録も狙ったのですが、故障されて走るのは中断。
今は小学生の指導をされています。
ちなみに旦那さんは、鹿児島インターハイ800m2位で、
道子先輩曰く「三郷くんが優勝したら、静岡勢アベック優勝だったのに。惜しかった」とのことでしたが、
奥さん(同級生の800mランナー)は、当時旦那さんのことを全く知らなかったそうです。
「おまえ、本当に俺のこと知らないの?」と聞かれて「知らない」と答えたとか。
いいな〜!
「織田道子と妻鹿久美子、井上ゆかりまでは知ってましたけど」とのことでした。
あの頃、東海は強かったですよね。
神奈川インターハイのワン、ツー、スリーでしたっけね。
色々お話ができて・・・でもわたしが一番たくさん話したかも(汗)。
充実の1日でした。
金曜日は、久しぶりにわさほさ練に参加。
日曜日は、ひっそりと一人キヌクロ。
冬季は週一でクロカン走をやろうと思っておりまして、今のところなんとか続いています。
1月に入ってからもずっと忙しかったのですが、少し余裕が出てきそうな今日この頃です。