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ライター今泉愛子のブログです
いよいよヒルトレーニング byリディアード理論

このところ練習会に積極的に参加して、わりといい感じで距離が踏めています。

練習会はほぼ全てマラソンランナー向けなので、

自称中距離ランナーのわたしにとっては、設定ペースが遅めでリカバリーが速い。

のですが、それにも慣れてきました。

先日20km走をやりきったことで、なんとなく一区切りという気分です。

 

そこでここから少しずつリディアードさんのいうところの

マラソンコンディショニング・トレーニング(有酸素トレーニング)から、

ヒルトレーニングに移行しようと思っています。

 

ヒルトレーニングは、リディアードさんの一番の特色とも言えるような気がします。

文字のごとく坂道を使ったランをする期間で、この時期に筋力を鍛えます。

心肺機能を鍛えて、次は筋力、そして無酸素系のトレーニング、というのが全体の流れなんです。

 

これまで練習会やトレーナーの泰子ちゃんを通じて、

ランニングドリルや補強運動にそこそこ詳しくなっていますが、

なかなか継続的に実践できません。

どちらも知っているだけではダメですし、気休めみたいにたまに取り組むだけでは意味がない。

EVOLUのサーキットも好きなんですが、サーキットって、一人ではまずできません。
Wingleのタバタ式しかり。
あれは掛け声があってこそ、タイムキーパーがいてこそです。

ここから3月半ばくらいまでを「ヒルトレーニング」期間として、積極的にからだを鍛えていくと同時に

しっかりフォームを見直そうかと。

 

15日から出張で東京を離れるので、その間は練習会に参加できませんし、トラックも走れません。

なのでそのあたりからヒルトレーニング開始。

がんばるぞ。

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 06:31 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
20km走 Wingle練

今日は20km走をやりました。今季2度目ですが、これが最後と思います。

だいたい4’30イーブンで走って、1時間30分を切ることができました!

やったー!

 

前回の20km走は年末のTop Gear合宿でのこと。

この時は、最初の入りが5’19”でそこから少しずつあげて、だいたい4’40くらいで行って、

最後1時間33分でフィニッシュ。

7kmくらいからずっと単独走でした。

 

今日はWingleのイベントで、ペーサーも完備。

わたしは4’35”のBチームです。

今回、この4’35”というのが絶妙だと思いました。

というのは、4’30”の練習会はほかにもありそうですが、わたしは4’30”だと自信が持てない。

なので、大喜びで参加したのです。

 

が、最初の1kmは4’26。

あら? 速いです。

その後すぐに落ちましたが、4’35を超えることはほとんどなくて。

ところが11kmすぎたところで、ペーサーの方が意図的に落としたんですね。

速すぎるという判断だったのだと思います。

でもわたしはそのペースで続けたかったので、ペーサーの方に断って前に出て単独走にしました。

 

コースは、一周4.75kmの埼玉県の彩湖。

これが前半の2kmはスイスイですが、後半ものすごい強風の向かい風。

からだが吹き飛ばされそうなほどで、単独走になってからは「早まった」と何度も後悔しました。

Bチームのペーサー180cmの長身の牧野さんは風よけとしても偉大だった・・・。

 

ただ、アップダウンは自分のリズムで走りたい感じがすごくしたんです。

上りの時は腕振り、下りの時は骨盤をうまく使うとすごく走りやすい。

特に今日は下りの走り方をなんとなく習得できた気がしました。
骨盤をひねりながら足を前に出す感じ。

 

あと、自分でペースを作っていると、自分がどういう条件に弱いかもわかります。

わたしは向かい風。極端にペースが落ちます。

アップダウンには、そう弱くはない気がしました。

 

でも前回とは3分くらいしか変わらないのは、ちょっと不満ですねー。

50代女性にもサブスリーランナーはいますし、わたしはその域にはまだまだ達しませんね。

マスターズ駅伝の時、わたしはW50カテゴリーで区間3位だったんです。

1位だった方には30秒も離されていました。

これがかなりショックでして。

 

その方が大阪国際女子マラソンでサブスリーで走っていらっしゃるのを発見。

むむむ。そりゃ叶わないわけだ、とは思うものの、3kmではもうちょっと太刀打ちしたいですよね。

とはいえ、マラソンを狙っているわけではないので、ほどほどにしておきます!

 

とにかく。

とてもいい練習ができて大満足です!

息子たちによると、最近わたしは帰ってくるたびに「今日ね、すごくいい走りができたの!」と

ニコニコしているらしいです。

レースの時は、憮然としていて語りたがらないこともあるらしい。

あらあら。

レースの時もニコニコ帰ってきたいものです。

 

打越コーチ、香織さん、本日はありがとうございました。

給水も助かりました。

いつもながらの充実のエイドにも大満足。

おからドーナッツも美味しかったー。

ペーサーの牧野さんには、年末イベントに続いてお世話になりました。

安定していてとても走りやすいです。

そして、駅まで送迎していただいたNさんにも感謝です。

一緒に走った仲間たちにも感謝。

ありがとうございました!

 

ところで昨日の記事の続きですが、怠けたい時の「走りたくない」と疲れている時の「走れない」は、

分けて考えるべきですね。

その違いは、からだが動くか動かないかなのですが、そこはまだわたしもうまく言語化できません。

直感を言葉に変えられるようにならないと、人に伝わらないですよね。

引き続き探っていきます。

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 19:19 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
アマゾネス練習会 身体との対話

精鋭女子たちが集う(男子もいますが女子の層の厚さがすごい)練習会がありまして、たまに参加させていただいています。

自主練グループなので、参加は無料です。

 

先日のメニューは、8000mのペース走+400m3本。

ここでは、A、B、C、Dに分かれてペース設定をして、互いにペーサーをやりながら走ります。

 

わたしは、Cに入りたいのですが、ギリギリついていけません。

8000mのペース走だとCは、4’10なんですが、入りが4’05くらいだったりすることもあってあなどれません。

3000mでリタイアしたりとか。

 

それなら4’30のDで最後までやり切る方がいい。

で、この日は、400X3本がめっちゃ気持ちよくてですね。

8000mのペース走の後、200mのかなりゆっくり目のジョグでつないで、400mに。

つなぎはずっと200m、時間にして2’30くらいあったでしょうか。

 

タイムは、80”、81”、80”

最初の100mだけチラッと時計を見たのですが、だいたい20”だったので、

3本とも前半飛ばしたり、後半追い上げたりということなくずっとイーブンで走れたということ。

これ、すごくいい。

 

走り終わった時の爽快感ったらなかったです。

というか、走っている最中から最高に気持ちが良かった。

カ・イ・カ・ン

 

身体をものすごく上手に使っているという実感があるのです。

酸素もうまく取り込めているし、乳酸もうまく回せている。

走るために生まれてきた、くらいの高揚感に包まれて最高に幸せ。

いい練習ができたなあ、と思いました。

帰り道は、るんるんでした。

 

そして翌日。

仕事がさほど忙しくなかったため、昼間に走ろうと考えました。

ゆっくり90分ジョグ。

前日はいい刺激になりましたから、この日はまったり長く走って身体中の毛細血管に酸素を送り込みましょう、というわけで。

 

ところが走れませんでした。

走り始めてすぐ90分は無理だと思いました。

前日の疲れが残っている。

 

だったら60分にしよう、60分が終わったら「坂道ダッシュ」をやろうと切り替えました。

ところが60分ジョグを終了して坂の前まで来て断念。「坂道ダッシュ」ができそうにない。

 

だったら、平地でウィンドスプリントはどうか。

できない。

というわけで、とぼとぼ家に帰って補強運動をして終わりにしました。

 

坂道ダッシュは、冬季に取り入れたいメニューですよね。

今季はクロカン走も頑張っているし、坂道ダッシュももう少し積極的に取り組みたい。

のですが、そこまで身体はついてきません。

 

身体がついてこないのは、年を取っているからというわけでもないのです。

というのは、わたしは昔から「無理だな」という感覚がすごくあります。

走り始めてすぐに「今日、無理」と思う。

 

1000mのT.T.を、300mくらいでやめる。

指導者がいたりすると当然、怒られます。なんでやめるんだ!

 

なんでって言われても困る。

走れないんだから。

でもそういうの、なかなか理解してもらえません。

見た目は元気そうだし、故障もしていないから。

走れない理由がない、と普通の人は思う。

 

敏子先輩から「愛子ちゃんには、東女体大は無理」と言われる所以です。

(団体行動に向いていないのもありますが、こういう気まぐれなところも敏子先輩はよく知っています)

 

でもなんでしょう。

わたしは、気持ちよく走ることが一番大事なんです。

別にサボりたいわけじゃないし、強くなりたくないわけじゃないのです。

 

苦しくない練習なんて、練習じゃない、なんてのはウソだと思う。

わたしは自分でいうのもなんですが、人から「天才タイプ」と言われることが多いです。

前述のように、練習をサクッとやめることも多いからかしら。

わがままなのに速い、的な。

 

でもみんな、もっと自分の感覚を大事にしてみて! 

走る時、大事なことは全部、身体が教えてくれます。

本当です。

「休んじゃいけない」という理屈で身体を抑え込んでいると、身体は諦めて訴えなくなります。

 

砧公園のクロカン走。

落ち葉が敷き詰められた柔らかな土の上を走っていると、体幹を鍛えている感じがものすごくします。

それもまた身体が喜んでいる感覚なんです。

すごくいい練習をしているという気がする。身体のためになっている。きつくても心地いい。

 

休みたい時は、つらい練習を嫌がって逃げているばかりではありません。

もっと自分を信じて大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 08:32 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
自分は「特別」じゃない

仕事をしていていつも心がけているのは、自分は「平均的なライターだ」と思うことです。

私より上手い人はいくらでもいるけれど、私より下手な人もいる。

だから、威張れるわけではないけれど、卑下するほどでもない。

 

こう思っておくと、わりと精神的に健全でいられます。

褒められて舞い上がることもないし、けなされて落ち込むこともありません。

 

褒められるとうれしいです。もちろん。

でも冷静です。

けなされると気分が悪いけれど、自己否定にはつながりません。

たぶんもっと下手な人も世の中にはいるだろうし、と適当にはぐらかします。心を。

 

よい仕事をするためには、自分の心を健全に保つことが大事。

必要以上に反省しなくていいし、必要以上に「俺ってすごい!」とイケイケ状態にならなくてもいい。

 

私とて、自分の力のなさに落ち込みそうになることはしょっちゅうあります。

もっと上手くできたのでは、と後悔に押しつぶされそうになることも。

 

でも「もっと上手くできたはず」だとしてもできなかったことは事実だし、それは次に活かすしかありません。

なので最近は、後悔したり反省したりしそうになると「おかげで勉強したな」と思うようにしています。

次、行こう。

 

後悔って、要するに自分の力のなさを認められないからだと思います。

自分の力が足りなくてできなかったことを、

いじいじと考えて「こうすればよかった」「ああすればよかった」と悔やむ。

もう勝負はそこでついたの。その事実を受け入れよう。

受け入れて次に活かす。

 

もちろん勝負に運はつきものだし、運がなかったという状況もあります。

実力では勝ってたのに、運が足りなかった、と思いたくなる気持ちもわかる。

 

だとしても、次に運が回って来たタイミングで実力を発揮するしかないわけで。

「自分は運がなかった」と嘆いていても仕方がない。

 

そういう時も自分は平均なんだと思うとわりと納得できます。

私ってもしかすると運が悪いの? と落ち込みそうになっても「いや平均だな」って。

強運の持ち主ではないけれど、悪運だけに支配されているというほどでもないはず。

だからコツコツやっていれば、いつか運は巡ってくる。

 

安室ちゃんと同時代に生まれたシンガーは、どうやったって太刀打ちできなかったかもしれない。

安室ちゃんの人気に陰りが見えたと思ったら、今度は宇多田ヒカルがやって来て、ああもうまったく!っていう世界で、

自分はどう生き残っていくか。

まともに勝負したって勝てる相手でないのは明白です。

 

そこで「私も実力は同じくらいだ!」「宇多田ヒカルは親が立派だし、運がいいだけだ!」とかね、

そんなふうに思ってしまう人もいます。

 

いやいやいや。明らかに実力が違うから。

あなたは平均ですよ。まずはそこからスタートしてみたら? という話です。

そうすると、妙な自己顕示欲から自由になれます。心が楽になる。

 

ちなみに、安室ちゃんが「わたしは天才」と自覚しているかというとそんなことはないと思います。

宇多田ヒカルしかり。

世界を見ればもっとすごい人はいますから。

みんな自分の力のなさと闘っています。

 

宇多田ヒカルは自分の素質に感謝すべきだと凡人は思いますが、

それは凡人だから思うわけで、ご本人はそこまで満足してはいないと思う。

ある程度の自尊心はあっても、100%満足してはいないでしょう。

だからがんばれるわけで。

満足してたら、とっくに終わってます。

 

これは仕事に限らなくて、たとえば母親としての自分に落ち込みそうになったら、

「いや、自分は平均的なお母さんだ」と思えばいいの。

特別なお母さんになりたいと思うから落ち込むのです。

 

「平均的だ」と思うのは、ダメな自分を認めるのとは違います。

平均的なお母さんとして、精一杯がんばる。

それは、ダメな自分を愛して開き直ることとは全然違います。

あなたは「今のままでいい」とは思いません。わたしは。

 

どんどん変化していこう!

ちっぽけでもなんでもいいから、どんどん前を向いて歩こう。

平均的な人生を愛していこう。

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 09:59 | 人生 | comments(0) | trackbacks(0) |
MxK練習会 1000mX6本
いまちょっと余裕ができたので、日記をさかのぼっています。

MK練習会に参加しました。

1月29日です。

 

1000mのインターバル6本。これは前回1月4日に参加した時と同じメニューです。

この時かなりきつかったので、再チャレンジしようと思いました。

 

この日は、ペーサーが前回とは違う方で、つなぎの200mジョグがややゆっくりになりました。

前回は67”から69”くらいだったのですが、この日は75”

もうこれだけで全然違いました。

 

練習はきつい方がいいに決まっている、と考える方もいるかもしれませんが、

私としては、この日の方がいい練習になった気がしました。

とても気分よく走れたのです。

気分爽快!

 

ラスト6本目はフリーになって、私は3’45〜48くらいで行ったと思います。

スタートしてすぐペーサーの方を追い越したのですが、

400mすぎたあたりで追いついてくださり、引っ張ってもらえました。

めっちゃありがたかった〜!

 

ラスト200mすぎたところではギアチェンジしてペーサーを追い越しにかかったのですが、

150mのところでものすごい向かい風に変わり、楽々と離されてしまいました。

もちろん実力的に全くかなわない相手ではありますが、3000mや5000mのレースをトラックで走るときは、

後半になるまでにしっかり風の状態を見極めておいて、スパートかけなきゃいけないのね、、、と思いました。

 

この日は、ラスト6本を走り終えて、同じチームで走っていた方から

「最後、今日もついていけませんでした!」と明るく言われました。

そうだったんですね。ありがとうございます。

声をかけていただいてうれしかったです!

 

MKの練習会は織田フィールドで毎週火曜と金曜に開催していて、メニューはペース走あり、ビルドアップあり。

1000m6本というメニューは1月も2回ありましたが、2月も2回あるようです。

 

ペース設定はこんな感じ。

 

Aグループ 3'20-25(2時間40分向け)
Bグループ 3'30-35(2時間50分向け)
Cグループ 3'40-45(3時間00分切り向け)
Dグループ 3'50-55(3時間00分超え向け)
Eグループ 4'05-10(3時間10分向け)

 

私はEグループについています。

1000m6本というメニューは、2月12日と22日。

22日は、私がエントリーしている5kmレースの2日前。

どうしようか迷いますが、今回この練習をして、2日後の疲労状態がそれほどでもなかったので、

大丈夫かな?と思ったりしています。

5kmのロードレースにベストコンディションで臨む必要もないでしょうかね。

 

MKの練習会には、他のメニューの時も参加したいところですが、

ペースが微妙に合わないのが悩ましい。

例えばペース走だと、私はDグループとEグループのちょうど間あたりで走りたいんです。

 

8000m+1000m(間600m)
Aグループ 3'35"-40"+free(2時間40分向け)
Bグループ 3'45"-50"+free(2時間50分向け)
Cグループ 3'55"-4'00"+free(3時間00分切り向け)
Dグループ 4'10-15"+free(3時間00分超え向け)
Eグループ 4'25-30"+free(3時間10分向け)

 

4’10だと確実についていけないのですが、4’25だとちょっと遅い感じ。

 

私が愛読している櫛部静二著『基礎からわかる! 中長距離走トレーニング』によりますと、

LT走は、昨年の私の5kmのベスト(20’19”)からすると8000mは4’20”がちょうどよかったんです。

だけど今季は19’38”で走りましたから、LT走は、4’13”ってことになります。でもこれがちょっとキツイ。

私にとっての心地いい刺激は、4’15ー4’20”くらいでしょうかね。

 

MKは、とても気軽に参加できる練習会です(1回千円のニコニコ現金払い)。

今後は他のメニューの時も参加したいと思います。

ご興味のある方は、Facebookで「Team MxK」を検索してみてくださいね。

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 09:05 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |
深尾真美を囲む会と仲間たち

懐かしい仲間たちの再会です。

わたしはそれぞれとすでに会っていて、この会の主催者であります。

 

出席者は、もちろん深尾真美先輩(中央)。

そして左から橋本泰子ちゃん(S&B食品)、私、真美さん、小島和恵ちゃん(川鉄千葉)、横須賀久乃ちゃん(S&B食品)。

80年代の女子マラソン界を背負っていたメンバーです。

 

 

関西在住の真美さんは館山若潮マラソン(10km)に出場されるということで、

東京駅に到着したところをお出迎えして、館山行きのバスに乗るまでの時間、五人でランチしました。

真美さんが懐かしい写真をいっぱい持って来てくださって、なるほどなるほど、みんな頑張ってたんだなあと。

 

こちらは私の一枚。

陸連の伊豆合宿。中列に私がおりまして、後列の美女が深尾さん。

 

和恵ちゃん、久乃ちゃん、泰子ちゃんはわたしと同級生で、

真美さんは、学年でいうと4つ上になるでしょうか。

大学でも重なっていませんから、ずいぶんとお姉さんということになりますが、

もうお互い50代になっておりまして距離は感じません。和気あいあい。

みなさん、久しぶりの再会でしたが、あっという間の2時間でした。

 

真美さんはもうずっと、本当にずっと走り続けておられて、まさにNO RUN, NO LIFE.

素晴らしいですよね。

いろんな葛藤もおありだったと思います。

でも走ることをやめる、という選択肢はない。

 

わたしは「目標ありき」なんです。

目標に向かって走るのが好きで、目標が生き方というか走り方を形づけてくれています。

 

真美さんはもっと根本的なところでランとつながっている感じがするんですよね。

そして「走るのが好き」という自覚があります。

素晴らしいことだと思います。

 

真美さんが「みんな来年は一緒に館山、走ろうよ!」と呼びかけましたが、

わが40年生まれ仲間は「うふふ」という感じでした。

走ることに一番近いところにいるのはわたしですが、距離がね・・・。

 

だけど本当に、こうして楽しい時間が過ごせるようになってよかったです。

歳をとるっていいなあと思います。

 

今、ラインでは40年生まれのグループを作っています。
和恵ちゃん、久乃ちゃん、泰子ちゃんに加えて、
大國美喜子ちゃん、鈴木久美ちゃん、中村朋恵ちゃん、そして倉橋尚巳ちゃん。
尚ちゃんは学年が一つ上ですが、お名前が示している通り、巳年なのです。
1980年の全中の決勝に残っていた6人のメンバー、プラス泰子ちゃん、尚ちゃん。

これもまたすごいこと。

こちらもいろんな語り合いができて楽しい!
日常生活を共にしていないからこそ、気楽に語れる部分がありますよね。

トレーニングの相談にも乗ってもらえるし、とてもいい仲間です。

 

わたしは競技を通じて「集団行動」というものを学びませんでした。

むしろ集団に飲み込まれるな、という方向で頑張っていたように思います。
強いチームに在籍していなかったので、みんなと同じことをしているわけにはいかなかったのです。
「わたしはこうする」というのを常に強く持っていました。
仲間と深いつながりを持っていなかったです。

 

なので、今の競技人生はとても新鮮です。
集団行動にもなじんできましたし(今なら東女体大も大丈夫!)、仲間がたくさんいます。
昔の仲間たちとのライングループもそうですが、
日頃の練習では、わさほさ隊の皆さんととても楽しくやっています。
試合や練習会でご一緒させていただく仲間たちもたくさんいるし、

そして中学や高校、大学の「もと」仲間たち、後輩たちとも新たな関係が始まっています。

 

そしてそして「兵庫」は、私にとってとても大事なアイデンティティです。

マスターズ駅伝もそうですし、元アスリートたちもそう。

過去の競技人生とも繋がりますし、本当にありがたく思っています。

 

現役時代の「集団」に対する拒否反応をすっかり乗り越えた感じ。

というわけで、ますます頑張りたい今日この頃です。
posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 11:02 | ランナー時代 | comments(2) | trackbacks(0) |
風伝説駅伝出場

1月最後の週末は実家に帰って駅伝を走ってきました。

 

今年は年末年始に帰らなかったので、1月2月のどこかの時点で帰るつもりでいました。

当初思っていたのは、兵庫県のスポーツ賞の授賞式。

昨年ドタキャンしてしまい申し訳なかったので、今年はしっかり出席しようと。

でも、選ばれなかったです(汗)。

 

昨年は、800mのW50県記録だけで選んでいただいたのですが、

今年は、400、800、1500、3000mで県記録を出しましたから、当然選ばれるかと・・・。

ところが連絡がこなくて。

あら? 

 

ということで駅伝です。兵庫マスターズの北垣監督に誘っていただきました。

どういう駅伝なのかよくわからないまま現地に行ってびっくり!

なんと、中高生の大会。おばはんが走ってええんかいな、とビビりました。

 

大阪国際女子マラソンと同日のため、女子チームが結成できず、男子チームに入れてもらいました。

報徳OBの北垣監督と植田さん、現役の上田くん、あと兵庫マスターズから山本さんと宮代さん。

わたしは最終6区で3kmを走って、12’03”。

中学生男子、高校生男子に何人か抜かれました。呆然。

 

若いし、男子だし、わたしより速くて当然といえば当然なのですが、

基本的に自分より速い人を見ると「なんで?」と思ってしまうんですよね。

なんでわたしより速いんだろう?

中学生だから? 男子だから? 素質が違うの? 練習量が違うってこと?

と頭の中が「?」だらけになります。

というか端的に言って、悔しい。

うそやろと。

なんでわたしが抜かれるねん。こんな簡単に。

そこに当たり前という概念がない。

阿見AC DREAMの練習会で楠康成さん(現役バリバリ20代男子トップランナー)に

一瞬で抜かれてもやっぱり「なんで?」と思っています。「そんなアホな」って。

アホはおまえや!って感じですが。

 

武庫川河川敷を走るということで、足元もゆるゆる。ナイキの厚底で走る場所ではなかったです。

ソーティマジックを持参すべきでしたね。

 

この日は、一日のトレーニングが3kmだと少なすぎると思って、

アップで河川敷を8km走りました。

前日も12km走ってしっかり冬季練習しています。

 

ただ3kmという距離に、いまだに慣れません。

うまく走れた感じがしない。

まだ5kmの方が出し切れている気がします。

もうちょっとなんとかしたいですね。

 

レース後は懇親会にも参加しました。

わたくし昔は、走り終わったらとっとと帰りたい。

人のレースに興味がない。

表彰式も結構です。

閉会式とかめんどくさい。

というまことに自分勝手なランナーでしたが、最近大人になりまして、

そういうことにもしっかりお付き合いするようになりつつあります。

 

ランナー復帰して最初の大会が、宮岡監督に誘っていただいたリレーマラソン。

この時も監督から、閉会式に出るよう言われてかなり動揺したというか、

「そっか、それがチームでやるということなんだ!」と、この歳にして学びました。

 

現役時代、県大会ですら一人で参加したりしていたのです(同じ部内に県大会に出る子がほとんどいない)。

だから大学時代インカレに「出ません」と言っているのに「出ろ!」と言われたこともものすごく驚きました。

どういうこと??? わたし「出ません」って言ってるのに。

なんでこの人は、わたしのやることに口出しするんだろう?

 

リレーマラソンの時も敏子先輩が着替えに行くのも待てないで、閉会式が終わったらものすごいダッシュで帰ってしまい

「愛子ちゃん、いきなりいなくなっててびっくりした」と敏子先輩に笑われましたっけ。

「東女体大とか絶対ムリやったからね」と言われています。

その言葉を聞きながら、比較的ゆるいとされていた中大(敏子先輩の母校)もムリだったってことね、と悟りました。

 

今回は懇親会まで参加したので、上出来です!

集団行動できるようになってきてる!

やればできる子!

 

というわけで一日、あれこれ段取りいただいた北垣監督、ありがとうございました!

 

 

posted by 今泉愛子(詳細はクリック) | 05:55 | ランニング | comments(0) | trackbacks(0) |